宝仙学園小学校の子どもたちは、全員が中学受験をします。進学先を考える時、一番大切なことは、その中学校が子どもに合っているかどうかです。
自分らしさが発揮できて、充実した中学校生活が送れることが、何よりも大切です。
小学校生活を通してその子の特性をとらえ、子ども・保護者と学校が一緒になって、進学する中学校を考えていきます。
中学受験は“ゴール”ではなく、次のステージへの“スタート”です。
その子らしく活躍できる場所への切符を手にすること、それが進学指導で大切なことだと考えます。
本校では、教員の専門性を活かした、教科担任制を導入しています。子どもの発達に応じた効果的な指導を行います。
専科(理科・音楽・図工・生活家庭・体育・英語)はもちろん、5年生からは、国語・算数・社会も教科担任制となります。
各学年で教科の指導内容を選び抜き、次の学年の一部を移行した学習を進めています。
基礎学力の充実に十分な時間を割いて指導し、その上に応用的思考力を育てることがねらいです。
6年生の1学期には小学校の学習内容を修了させ、その後は発展的内容の学習や、中学受験に向けた演習などの授業を行います。
1・2学期末に全校一斉に、漢字力テスト・計算力テストを実施します。
高い漢字力・計算力を身につけることは、すべての教科を学習する上での基礎になると考えます。
高い学力の定着を図るため独自の教材や問題集などを作成しています。
5年生から、「特別国語」「特別算数」が始まります。学級の枠を外した習熟度別での授業で、週2回行われています。それぞれの学力にあった教材を用い、基礎の充実と応用力を身につける発展的な授業を展開しています。
6年生の2学期に、10月下旬から約1か月間かけて、模擬試験を実施します。宝仙オリジナルの校内テストです。
毎年の受験データと照らし合わせ、進学指導を考える上での重要な資料にします。