国語は、あらゆる教科を学習する上で最も重要であり、基礎となる教科です。1~3年生までは、上級学年で学習する漢字を『宝仙漢字』として先取り学習をします。4~6年生は、本校独自の教材である『宝仙 漢字ドリル』を使用します。
国語は、あらゆる教科を学習する上で最も重要であり、基礎となる教科です。1~3年生までは、上級学年で学習する漢字を『宝仙漢字』として先取り学習をします。4~6年生は、本校独自の教材である『宝仙 漢字ドリル』を使用します。
1~3年生では日記指導を行います。1年間のまとめとして全児童の作文や感想文、詩を掲載した『文集ほうせん』を発行します。行事ごとに詩を書く取り組み『詩のポスト』もあります。あらゆる機会をとらえて自分の言葉で書く習慣をつけ、それを「考えをまとめる力」「考えを伝える力」につなげていきいます。
4年生から中学受験のための問題集に取り組み始めます。6年生の10月からは、本校独自の模擬テストや中学受験のための演習問題に取り組みます。論理的に文章を読解し、漢字や文法の知識を幅広い範囲にわたって身につけ、中学受験に対応できる国語力を養います。
低学年では「百玉そろばん」などを用い、数の概念や操作感覚を具体物を通して豊かに養う工夫をしています。また、確実な計算力をつけるための『計算ドリル』を使用しています。計算に対する関心を高めるために『全校計算力テスト』も行っています。
1年生からノート指導を計画的に行っています。その指導を通して「数の操作を、式で表現して他の人に見えるようにする力」や「数量の変化を適切なグラフで他の人に伝える力」などを育んでいきます。ICT 機器も情報共有のために活用しています。
4年生からは本校独自のカリキュラムに合わせて作成した「宝仙 算数問題集」を用い、中学受験にも対応する、より発展的な内容を扱います。また、様々な計算問題の学習、一行問題とも呼ばれる特殊算の学習、小テストを確認の場として、それらを繰り返し練習することで力を定着させます。確実に培った基礎・基本の上に立って、初めて中学受験にも対応できる計算力や思考力が養われると考えています。
実験、観察、ものづくりを十分に取り入れ、実体験に基づいた正しい自然認識、理解、そして科学する心を育てます。毎時間行われる実験では、実験方法はもちろん、課題設定にも子どもの意見を取り入れます。共に考えていくことで、子どもたちの学習意欲を高め、自ら考え、問題を解決する力を伸ばしていきます。
身につけた科学力を発揮する場として、さまざまな科学コンテストや、パフォーマンス課題型の授業をカリキュラムに位置付けています。ICT 機器を実験記録や情報共有、デジタルノートなどを活用し、グローバルなカリキュラムで考える力を伸ばしていきます。
教室の中での勉強だけでなく、実物に触れることは、興味・関心が高まるとともに、より深い学習へと結びつきます。そのため数多くの「体験学習」を実施しています。「水再生センター」「警察署見学」「清掃工場」「新聞社見学」「紙すき体験」「田植え・稲刈り」「縄文の村見学」「国会見学」「江戸東京博物館見学」などを行っています。
社会的事象に対して、複数の視点から考えることを大切にしています。物事を様々な立場から見ることや比較することにより、「自分なり」の考えや思いを持つようになります。それらを仲間に伝えようとする活動を通して、思考力・判断力・表現力が養っていきます。知識以上のことが求められる中学受験にも対応していきます。
どんな言語でも、まずは相手を理解しようとする気持ちが大切です。そこから自分を理解してほしいという気持ちが生まれ、お互いの意志疎通が成立するからです。この感動を英語学習を通して体験して味わいます。
英語の4技能5領域、聞く、話す(やりとり・発表)、読む、書くのバランスを考えてカリキュラムを考えいます。これらの力をつけていく過程で、思考力、判断力、表現力も身につけていきます。
図画工作の授業では、作るだけでなく「感じる」ことがとても大切です。様々な素材や色を見るだけでなく、触って感じることで「感覚力」が高められ、解放された心が伸びやかな表現を生み出します。
いろいろな素材や技術・手法と接し、それらを用いて自分の想いを表現していきます。ただ最終的な形を作る作業ではなく、自由な発想から多様な表現が生まれ、作られたものを使って遊ぶ活動も行っています。
あそびの中で平衡感覚や体軸感覚を養い、様々な運動にチャレンジします。友だちとの関わりをとおして体を動かし人とつながる喜びを感じる場を設けています。
たくさんの運動を経験し健康について広い知識を得ることで、心身の健康を維持し、生涯にわたって運動に親しめる素地を身につけます。
1年生の後半から鍵盤ハーモニカを使用します。そして、個人として身につけてきた鍵盤楽器・リコーダーの技術を二重奏から四重奏、合奏へと発展させていきます。
3年生で琴を学び、5年生で太鼓類の合奏をして、日本の伝統音楽に親しみます。個々に作った旋律をグループでつなげて、曲を作ることもあります。将来、国際社会で活躍するための第一歩です。
自然の力を利用して身近な遊び道具をつくったり、自然に親しんだりする活動を行います。これらを通して、自然の特徴やしくみに気づき、活動しながら学んでいく喜びを知ります。子どもたちの主体的な活動によって、科学的な見方や考え方の基礎を養います。
「風、空気、水、音、光、磁石、ゴムとばね、おもりのつり合い」それぞれの単元に関連したものを、身近にある道具と材料(牛乳パック、紙皿、ストロー、竹串、ペットボトルなど)で作ります。
生活科では「人や自然に対する豊かな心」と「自らの生活を切り拓くたくましい力」を育てていくことを目指し、実社会につながる学びを行っています。
自分とお友だち、地域の人など、身近な人たちとの関わりを学び、自分らしくより良い暮らしをするために自分にできることは何かということを体験授業などをとおして考えます。また、植物を育てたり生き物の世話をしたりする中で、相手を観察することや思いをはせることを繰り返しながら思いやりの心を育みます。「栽培」「飼育」の活動を通して、生命の大切さや成長の喜びを味わいます。
家庭科は自立に欠かせない教科です。今、そして将来に活かせる基本的な技能を習得し、さらに家庭生活の事象を捉える見方・考え方を身につけることを目標にしています。また、学んだことを基に、自分の生活を作り上げていけるよう、家庭生活の真に迫る課題に向き合います。
調理の時間は「切る、ゆでる、いためる」などの基礎的な調理技術を身につけ、後片付けまで責任を持って自分の役割を担います。被服の時間は手縫いで小物づくりを、ミシンではエプロン作りなどを通して、様々な道具を使う経験をします。また、出張授業を効果的に取り入れ本物と出会う経験もします。
道徳の目的は、自己を見つめ、物事を多面的・多角的に考え、自己の生き方についての考えを深めることにあります。
宝仙小学校ではその道徳の中に仏教的でより人間の在り方を問いかける内容を作り出そうとしています。
仏教行事から仏教に触れる機会を得、また校内での仏教の基礎、仏教説話、仏教と日常について学ぶ時間も増やしています。
道徳の内容項目だけでなく仏教の教えとともに、子どもたちの道徳心を養い育む時間を大切にしています。
毎朝唱えている「十の戒め」は、その意味を考えながら日々心がけて生活し、迷ったときに立ち返る場所として心の中にとめておくことが大切だと考えています。
道徳の授業では、日々直面する道徳的判断の場面を自分事として捉え、互いの考えを尊重し、価値観を認め合えるよう働きかけます。
より良い方向を自分たちで見出し、よりよく生きる心を養うことを目指します。