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国語

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宝仙 秋の公開授業研究会

投稿日2018/12/3

~未来の学びをデザイン タブレット一人1台のその先へ~

 

本校では、毎年、学外のお客様に向けて公開授業研究会を実施しています。

このイベントも今年で3回目。

毎年、定員以上のお客様からお申し込みをいただき、今回も金曜日の昼間にもかかわらず、本校の授業を一目見ようと日本全国から40名以上の先生や企業の方々にお越しいただきました。。

今年のテーマは、「未来の学びをデザイン タブレット一人1台のその先へ」。

来年度より、本校では3年生が一人1台のタブレットを持って学習することとなります。

工夫して活用すれば、学習効果が上がるだけでなく、これまでは実現できなかった学びを可能にすることができます。

 

今年の公開授業は、5年竹組のクラスで行われました。

題して「あったらいいな!防災アイデア」。

「防災」をテーマに、複数の教科を積み重ね深めていく教科縦断的なスタイル。授業デザインは、図画工作科の百瀬・国語科の加藤・社会科の中村 3名で行いました。

社会科と国語科の授業は事前に実施しました。

社会科の授業では災害の調査を行い、現地ではどんな被害があって、どんなことで困っているのか。

国語科では、現地の人たちを助けるストーリーを考え、ビジョンを共有。一緒にアイデアを開発したい仲間とプロジェクトチームを結成しました。

公開授業の図工科✖️創造探究(創造探究の授業の詳細はこちら)では、ブースセッションを行いました。チームごとにブースを構え、自分たちのアイデアを伝えていきました。プロトタイプ(試作品)をつくって伝え方を工夫するチームもありました。

子どもたちの学びには、限界はありません。各教科で学んできたことだけでなく、自身の思いや経験、全てを掛け合わせて、新たなものを創り出す力があります。

 

この授業風景を参加者の皆様は、新鮮に、そして、興味深くご覧いただけたようでした。

授業後の「参加型カンファレンス」では、私立小、公立小の先生方だけでなく、中高大・教育委員会の方、さらにはたくさんの企業の方にお集まりいただき、セッションが行われました。また本校の年間講師である教育報道出版社の梶浦真先生をお招きし、ご講演も賜りました。

時代の要請に応える学びから、時代を創り出す学びへ。

この宝仙にしかない学びを多くの方に発信することができました。

 

*ご参加いただいた先生方*

お忙しい中、本校の公開授業研究会にご参加いただき、ありがとうございました。

皆様からいただいたご指導、ご助言は、今後の研究活動に活かしていきます。

 

昨年の公開授業研究会の様子はこちら