5月6月と1回ずつ、宝仙寺副住職である、道興先生に仏教のお話をしていただきました。
5月の1回目は、毎朝唱えている十の戒めについて言葉の意味や捉え方などをお話していただき、6月の2回目は、講堂朝礼時のおつとめで校長先生がいつも唱えているお経について解説していただきました。
また、その日は道興先生に講堂朝礼のお経を唱えていただき、初めてその意味を教えていただきました。
~道興先生のお話より~
お経とは・・・仏様がお話をした言葉や教えが書かれた「本」のこと。
仏様は正しい言葉や正しい教えをお経の中に込めていらっしゃいます。
そして、いつも講堂朝礼で校長先生は「勤行作法(ごんぎょうさほう)」「法号」「回向」という3つを唱えています。
●「勤行作法」とは「仏様の拝み方」という意味で、
・私は仏様を信じます。
・人々と共に教えを勉強して仏様のようになれるようにと願います。
・仏教の教えを人々と勉強して心が海にように広く深く大きく成長していくことをのぞみます。
・私は仏様を信じる人々を信じ、悩みのない世界を作ることを信じます。仏教を通じて平和な世界を作っていくことを望みます。
ととなえています。
●「法号」とは講堂にいる仏様を拝むときのお経のことで、
・お釈迦様を信じて敬いますと唱えています。
●「回向」とはたくさんの人が幸せになるようにお願いするお経のことで、
・このお経を読んだ人だけが幸せになるのではなく、みんなにいいことが訪れますように、そして良い教えや考えが伝わりますように。
と唱えています。
お経を解説してもらえることはなかなかないことだと思います。
この意味を知って、おつとめをするのと知らずにするのとでは、心の在り方が変わってきますね。
次回は2学期です。どんなお話か楽しみです。