運動会からあっという間に2週間が過ぎようとしています。
子どもたちは来週の宝仙祭へ向けて各学年、作品創りや練習に取り組んでいます。
さて、10月1日(土)運動会当日は暑いくらいの快晴の中、6学年全員で行うことができました。
保護者の皆様には低学年高学年と半数ずつ参観していただきました。
お子様の出る種目をすべて見たいという保護者の皆様の思いも理解しながらも、今回は久しぶりの全校開催ということもあり、他学年の競技を見て応援したり応援されたり、他学年の熱量を感じたりお互いに刺激し合える場を、一体感を子どもたちが体験する時間にするためのプログラムとさせていただきました。
過去2年間、学年ごとにミニ運動会を行っておりましたが、他学年との関わりはなく、刺激もなく憧れもなく関係が希薄なまま3年目に突入しました。
2学期が始まってから本番を含め子どもたちの様子を見ていて、やはり人は、人と人との間において育ち成長していくのだということを改めて感じ、その環境を保護者の皆様のご理解とご協力を得ることで実現できたことに深く感謝しております。
また、今回は、過去の運動会同様に応援団も招集し、朝練習を繰り返しながら当日を迎えました。
応援団の子どもたちは確かに学校を元気にしてくれました。
声を出すことで子どもたちの中にあった鬱々とした何かが出ていった、吐き出した、そんな風に感じました。
子どもたちみんなの表情が明るくなり、目が輝き、何となく下を向いていた子たちも胸を張り上を見れるようになり、活気が戻ってきたように感じています。
そして応援団メンバー自身もみんなを応援する立場ではありながら、周りから応援されて支えられて日に日に逞しくなっていく様子を近くで見ることができたことは大変嬉しい幸せな時間となりました。
運動会終了後には保護者の皆様にもアンケートに答えていただき、多くのフィードバックをいただきました。来年以降の運営に向けて貴重なご意見として参考にさせていただきます。
今年度の開催におきましては、ご理解とご協力のおかげで、スムーズな運営ができましたこと、この場をかりて御礼申し上げます。
先週は子どもたちと振り返りをしましたので、ごく一部ですが紹介します。
応援団になりたい!!かっこいい!!(1年生) |
5年生の旗やってみたい!旗の音が気持ちよさそう。(1年生) |
休み時間もたくさん練習して、勝てた。嬉しかった!みんなで協力もできた。(2年生) |
よさこいソーランをしたい。なぜなら、とてもかっこよかったから自分もやってみたいと思った。(3年生) |
楽しんだあとのお弁当は特別美味しかったな。(3年生) |
短距離走のスタートの時に足が震えました。緊張しすぎていつもどおり走れなかったけど、全力で走りました。来年は緊張せずに走れるかな。(3年生) |
私は運動が苦手。だから運動会は、1番苦手な行事。運動会に参加することはちょっと嫌だった。なのに、運動会が楽しかった。それは竹取物語で作戦が成功して勝つことができたし、ダンスも成功したから。みんなと運動会を練習して、頑張ったからこそ、運動会を楽しむことができた。ありがとう。みんな。楽しかったね、運動会!(4年生) |
今年の運動会は3年ぶりで学校が70周年でもあり、私の中で一番印象的だったのが放送係でした。初めは実況をしなくてもいいといわれ簡単そうに思えましたが、話すタイミングや速さを調節しなければならなかったので思ったより大変でした。また、担当の先生に英語も入れてもいいのではないかと言われ、これでいいのか?と思いながらよさこいソーラン2022終了後メッセージを英語で言いました。(5年生) |
宝仙グランプリでは、松組が負けてしまったが、全員が全力で楽しんでいたので負けた悔しさより、楽しさの方が強く、最高の運動会でした。また、3年ぶりの運動会であったため、「最高だぁあ」っていう気持ちが大きいです。(5年生) |
本気でやると達成感がすごいということ。私は本気で応援団もソーラン節も宝仙グランプリもやったので、終わったときの達成感がすごかったです。(6年生) |
団結力というものを学びました。チーム一丸となって、プレーをし、結果的には負けてしまいましたが、5・6年松組で協力し、テープの付け方や速く走る方法などを伝えあい、あれほど熱心にやったことは一生に残ることであり、将来役に立つ経験になったと思います。(6年生) |
低学年に多かったキーワード「かっこいい」「なりたい」「やってみたい」「たのしかった」です。
高学年に多かったキーワード「達成感」「協力」「団結」「楽しかった」「友だち」「全力」です。
4・5・6年生 運営に関わっている児童のお仕事拝見…
★番外編★