本校の情報教育についての共同研究パートナーである株式会社教育ネットの支援を受け、6年生を対象に特別授業を行いました。
テーマは「SNSと個人情報」です。
本校の児童のスマホ所有率は、1年生が約10%、6年生が約45%と決して高くはありません。しかし、6年生については、中学入試の後、このパーセンテージが大きく上がります。
また、多くのSNSは、13歳からアカウントを持つことができます。卒業生の様子を見ていても、中学1年生で各種SNSのアカウントを持つ子も多くなります。
13歳は、個人の責任で、文章や写真を世界中に公開することができるようになる年齢なのです。
そうした実態を踏まえ、毎年この時期に、SNSとの関わり方について今一度考える機会をつくっています。
SNSをチャンスにつなげることもできますが、様々なリスクも潜んでいます。また、依存性が高いことは周知の事実です。
そうは言っても、いまやスマホのない生活は考えられません。
今回の授業では、スマホを使う時のマイポリシーを考えました。ルールではなくポリシーというのがポイントです。
本校で目指しているのは「テクノロジーを正しく使い,正しく恐れる」姿です。
卒業しても、今回の特別授業や日頃の教えが心のブレーキとなって働けばという思いで、こうした授業を継続しています。
*教育ネットによる特別授業は、全学年定期的に開催しています。