本校の最後の学習は「卒業研究」です。もう10年続く取り組みです。
6年生1人1人がテーマを決め、仮説を立てながらゼロから研究を進めていきます。本格的に取り組むのは中学入試後となりますが、テーマ設定については早くから考えていきます。自分の興味・関心を掘り起こしながら、テーマを考えていきます。
研究はテーマが命。
より自分事になれるテーマ、より価値あるテーマを見つけていく必要があります。個々に決めたテーマを深堀りするために、保護者の皆様にご協力いただき「応援ミーティング」を実施しました。このアイデアは、昨年度より卒業研究のアドバイザーとして入っていただいている日出間真理子氏よりいただいたものです。
写真 日出間 真理子 氏
応援ミーティングとは、子どもが決めたテーマについて「いいね」「おもしろいね」と全力で応援する場です。応援するだけでなく、「もっとおもしろくするには、こんなのどう?」とみんなでアイデアを出す、ブレインストーミングの場です。
そのファシリテーターに保護者の方に入っていただきました。
写真 保護者事前ミーティングの様子
写真 実際の応援ミーティングのようす(保護者1名に児童3名)
6年生の子どもたちも、保護者の方が入ってくれているため、普段とは違った真剣さや意見の広がりある活動になったようです。
卒業研究は、ゼロからの学びを経験する場とするとともに、自分自身と向き合う時間にして欲しいと思い描いています。6年生の最後の学習、教職員一同、保護者とともに全力でサポートしていく考えです。