1月20日金曜日、講師に晃華学園小学校校長、田島亮一先生をお招きして、国語の研究授業が行われました。
今回は、1年竹組正路進教諭による「こころをつかむもの」をテーマとした文章をかく授業を対象に、全教員で参観し、その後授業を巡っての話し合いと研修会を行いました。
単元のテーマは「ぼくらのこころをつかむものをことばにしよう」です。自分のこころをつかむものを、五感を使った表現をすることが目的です。
前の時間に、それぞれ自分のこころをつかむものを考えました。
本日は、それについて「くまでツール」という思考ツールを使って、五感を使った表現をする準備をしました。
例えば、こころをつかむものが「読書」という児童は、
・声に出して、読むことが好き
・頭で想像することが好き
・本に絵がなくても絵を創造するのが好き
・・・といった具合に、こころをつかむものをくまでツールを使って五感でとらえる活動でした。おもしろかったのは、その際に、実際に校内のその場所やもののところへ出かけて書いてもよいということです。
実際に触れながら、どんな表現にするか、友だちと対話を通して考えを広げていく姿が見られました。
講師の田島先生からは「思考ツールは、思考を見える化する。脳をアクティブにするためにも、低学年から導入することは良いことだ。また、それらを共有することでさらに考えがふくらむ、表現が豊かなになることにもつながる。」というお話をいただきました。本校が研究を進めている「アクティブ・ラーニング」についてもお話をいただき、学びの多い時間となりました。
★2月3日に、今年度最後の研究授業が予定されています。5年加藤朋生教諭による国語の授業です。「対話」をテーマに、子ども同士の交流を通して考えを深めていく授業を計画しているようです。
研究部主任 吉金佳能