3月11日火曜日 4年松組加藤教諭による社会科の授業研究の様子をお伝えします。
4年生の2学期からは、地方ごとに自然や産業、交通などを学習するのですが、今回は「自ら課題を持ち、意欲的に問題解決学習に取り組む児童の育成」をテーマにして研究を進めてきました。ともすれば知識の押しつけ型ワンパターン学習になりがちな内容をいかに児童が主体的に取り組むことができるかは、急務となっていました。
そこでIWBを効果的に活用することによって課題を見つけ、興味・関心を持って学習に取り組む手立てを探ることにしました。
まず地形の特徴を調べるために、各自が地図帳から気づいたことを発表しました。それをIWBの地図に書き込み、全体で共有化を図ります。
次に、そこに書き込んだ山脈や平野、湾などの特徴をもとに、「○○では、どのような暮らしをしているのだろう。」など、各自が「くらし」を観点に課題をつくりました。そして、「火山があるから~だろう」「山に囲まれているから~だろう」「海に面しているから~だろう」等、様々な予想を立てました。予想の段階では、いくつかの場所をIWBで紹介をして、意欲をさらに喚起させました。それから調べ学習になります。資料を用意したりインターネットを使ったりして調べていきます。最後に、調べたことをIWBの白地図に発表してまとめます。
IWBを活用したことによって、最後まで意欲を持続させ、主体的に学習に取り組むことができた例だと感じました。
レポート 4年竹組担任 井上哲