5月10日水曜日、研究授業が行われました。対象は、4年竹組の体育、池畑浩史教諭の授業です。
今回の授業テーマは「ICT×体育」。
今年度から、体育部に12台のiPadmini4を整備しました。池畑教諭は、iPadの動画撮影機能を使って、自身の運動の様子を撮影し、フィードバックする活動を研究しています。
今回は「高跳び」の授業。4年生になって初めて取り組む難しい競技に、ICTが加わって何が変わったのか?
運動量の低下が懸念されていましたが、そんなことは全くありませんでした。子どもたちは6つグループに分かれ、上手に役割分担をして、十分な量の試行ができていました。
また、個人競技で、記録にこだわりがちなこの競技ですが、どこのグループも活発にコミュニケーションをとって進めていたことが印象的でした。
自身と向き合い、また友だちの姿も観察することで、自分との違いに気づき、互いに高めあっていく姿が見られました。
引き続き、ICT機器を活用した教育について研究をしていきます。いろいろと実践し、それをこのような研究会で共有し、ふり返る。この繰り返しの中で、宝仙のICT教育を見出していく考えです。
研究部主任 吉金佳能