1月24日金曜日 研究授業。
5校時、講師に前杉並第八小学校校長、現在は東京学芸大学や白百合女子大学で講師を務められています宮島盛隆先生ををお招きして、道徳の研究授業が行われました。
今回は、4年竹組井上教諭による「誠実な心で」をテーマにした授業を、全教員で参観しました。
子どもたちは「手品師」というお話を資料に、テーマである「誠実な心とは」について考えていきました。
「腕はいいがあまり売れない手品師の元に、大劇場のステージに立つチャンスが舞い込んできました。しかし、手品師は“自分の手品を見てすっかり元気になった男の子に明日も手品を見せる”という約束を守り、長年の夢であった大劇場のステージをあきらめた。」というお話です。
迷いに迷ったけどやっぱり男の子との約束を優先させた時の手品師の気もちや、もしも自分だったらどうしたかなと考えたり、自分にはこんな体験があるよと思い返してみたりしてテーマである「誠実な心」に迫っていきました。
講師の宮島先生からは、「道徳」その意義や授業の在り方について、これまでの豊富な研究・実績をもとにとても分かりやすく説明していただきました。教職員一同、納得しながら話を聞かせていただきました。
これをきっかけに、本校の道徳の授業もますます活発になっていくことを期待しています。
早速明日、隣のクラスの加藤教諭が同じ題材で授業研究を企画していますので、どうアレンジするのかが楽しみです。
研究部主任 鈴木敏彦