4月最終週は3名の在校生保護者の方にもご協力をいただき充実した時間となりました。
【4月27日 月曜日】 在校生保護者 北山 卓 氏 「医者という職業の魅力」
お医者さんという職業を目指したのは、幼いころに病気になり長い間病院に通ったことと同時にお友だちを亡くしたことがきっかけだったそうです。そして影響を受けた人物などの紹介も交えてお話してくださいました。お医者さんは、患者さんの症状を診断する、手術をするだけが仕事ではなく、それ以外にもたくさんの仕事があり、それは一人ではできないことで、医療チームという一つの集団が存在して初めて患者さんが元どおりの生活ができるようになるまでのケアができるというお話でした。そして最後には、「お医者さんになりたい人は、お医者さんになるための勉強だけでなく、広く興味を持って好きなことを勉強してほしい」というお話をしていただきました。
【4月28日 火曜日】 在校生保護者・卒業生 黒木 明日丘 氏 「難民を知ろう」
卒業生でもある黒木さん。在学当時のお話もしてくださり、子どもたちも興味津々でした。
本題では「難民とは?」という問いかけから始まりました。子どもたちはどんなことを想像したでしょうか。中東シリアの難民たちの生活事情を具体的にお話していただき、最後に高学年のみんなには「自分と難民の子どもたちと違うところ・同じところ」をぜひ考えてみてください。という投げかけがありました。子どもたちからの感想にはそれぞれの考えが寄せられていましたので、高学年の感想をピックアップして載せました。
【4月30日 木曜日】 在校生保護者 池上 昌弘 氏 「研究者が作る未来」
株式会社リバネス取締役CFO/株式会社リバネスキャピタル代表取締役
知っているようで知らない「研究者」についてお話をしてくださいました。
学生の時に研究をはじめ、それを継続していたことが今のお仕事に繋がっているということでした。現在の会社も学生当時から一緒に研究していた仲間と立ち上げたそうです。
「気になること、好きなことを誰にも負けないくらい努力して継続したらみんな研究者だ!」というお言葉がありました。すべての人に研究者になる可能性がありますね!!
【5月1日 金曜日】 タツナミ シュウイチ 氏 (マインクラフト公認プロマインクラフター)「ゲームなんて狭い世界じゃない」~マインクラフトで学べること~
今回は30分の特別拡大枠でした!皆さんの知らないマインクラフトの世界をプロのマインクラフターによるデモンストレーション付きでご紹介してくださいました。
マインクラフトが大好きな子どもたちにとっては正に今回のこのHosen TVは神回となったようです。
タツナミさんがこの世界に入ったきっかけは、小学生のころに通っていた学童にあったLEGOでもっと遊びたいと思っていたことがきっかけだったそうです。
「好きなことを誰にも負けないくらい徹底的に続ける。」タツナミさんは最後に力強くそう言ってくださいました。はじめはやさしい笑顔でスタートしました。途中ゲームの話になると表情が更に楽しそうな表情に変化していて、こちらまでとってもワクワクしました。そして最後のお言葉の時にはまっすぐ力強くカメラを見て私たちにメッセージを届けてくれていたような気がします。
子どもたちの感想で多かったのは「小学校に来てください」という感想でした。
学校でタツナミさんに会える日も近いかもしれません…^^?
北山様 黒木様 池上様 タツナミ様
この度は子どもたちのために、貴重なお時間を頂戴しました。心より感謝申し上げます。
お医者様・研究者というお仕事は宝仙小の子どもたちにとって身近でもあり将来なりたい職業でもあり、興味のある子どもは多くいたと思います。そして難民という普段の生活の中でなかなか身近に感じることのできないことを紹介してくだったことで子どもたちなりに考えるきっかけとなったようです。これも貴重な経験です。そしてゲームクリエイターという仕事は実は身近かもしれないと感じた子もいるでしょう。
本当に皆様からお話しいただいた時間は何にも代え難い貴重な時間となっています。子どもたちの心にしっかりと残っています。国語算数だけではない、学びがありました。
仕事についてご家族でお話しするきっかけにもなっているのではないでしょうか。
本当にありがとうございました。
今後も皆様のご活躍を祈念してご挨拶とさせていただきます。
さて、今週は2日間しかありませんが、お楽しみに!