リセットする

宝仙小ニュース

この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。

Hosen TV 5週目

投稿日2020/5/18

【5月11日 月曜日】 本校 新任 3年竹組担任 佐藤 先生 ~挑戦と仲間の大切さ~

 3年生以外の子どもたちは至大先生のお話を聞くのはこの日が初めてとなり、興味津々だったのではないでしょうか。どんな先生かな??気になりますよね。至大先生は、教員になる前はシステムエンジニアとして働いていたそうです。中学生や高校生の頃に経験したお友だちとの関わり、そしてシステムエンジニアとして働いていたころの職場の仲間たちとの経験談を子どもたちにもわかりやすく伝えてくれました。

 様々な場面でリーダーを務めてきた至大先生。そのたびに壁にぶつかりめげそうになることもあったそうですが、そんなときに必ず助けてくれたのがお友だちだったそうです。そういうお友だちが居たからこそ頑張ろうと思えたし、さらにチャレンジしようと思えたというお話がありました。お友だち、仲間が居たからこそ自分は頑張ることができた。

みんなにとって「仲間」とはどんな人ですか?

 

【5月12日 火曜日】 本校 図工専科 卒業生 鈴木先生 ~1枚の絵からできること~

卒業生でもある鈴木先生は、小学校のころは体育の授業が大好きだったそうです。

でも、日頃から自由帳に漫画を描いている自分に気づきました。そしてその漫画をお友だちから「見せてほしい」と言われ、描き続けた漫画自由帳は、小学校を卒業するまでに10冊にもなっていたそうです。絵が好きなんだ!そして高校3年生のころの美術の先生との出会いをきっかけに「自分の頭の中にあるものを自分の手で形にしたい」と思い、美術大学への進学を決め、油絵の勉強をしたそうです。

大学では「自分を自由に表現する」という課題があったそうですが、この答えは誰かが教えてくれるものではなかったというお話がありました。とにかく「おもしろそう」とひらめいたものを自由に形にしてみる。それが自分を自由に表現することだったのだそう。

お話の最後には絵が苦手な人、得意な人それぞれ、絵の描き方のコツを教えてくれました!

また、実際にキャンバスを用いて油絵の描き方も見せてくれました。

鈴木先生の宝物の絵の具も見せてもらえて、子どもたちも嬉しそうでしたね。

 

【5月13日 水曜日】 U-12専属プロフィジカルコーチ 鎌田 豊 氏 ~感謝と成長~

 U-12専属プロフィジカルコーチという職業から小学生に伝えたい感謝と成長についてのお話をしてくださいました。

 大学卒業後すぐに、サッカー指導者になるためにドイツへ渡り、帰国後は母校をはじめ教員としてサッカー部の監督としての生活を送っていました。そんな中、自身も怪我を繰り返したことから身体の勉強をし、現在のフィジカルトレーナーという仕事にたどり着いたそうです。現在は小学生サッカークラブの監督・指導、また都内近郊の小学校でかけっこ教室の開催や中学校体育科教員研修での講師としてもご活躍です。

 「今、あなたは、ありがとうの気持ちを伝えたい人はいますか?」「その理由は何ですか?」という問いかけから始まり、2人の子どもに答えてもらいました。

O君:「お母さんに伝えたい。理由は僕を産んで育ててくれたから」

Y君:「お父さんに伝えたい。理由はコロナで大変な中一生懸命お医者さんとして仕事をしているから」

 このコメントはとても嬉しい言葉でした。きっとお母さん、お父さんも喜んでくれていると思います。

 相手を思う・考えることは、相手を思いやることにつながる。それは運動の中でも同じ。味方が取りやすいパスや味方の失敗や成功を励まし喜ぶことができるのは仲間のことを思っているからです。相手を思うことは思いやりにつながります。決して一人ではないのです。と、お話していただきました。

 ありがとうという言葉のもつ力を改めて感じました。自分のそして仲間との成長の種。大事にしたいですね。

 

【5月14日 木曜日】 ㈱しくみデザイン 代表取締役 中村 俊介 氏 

「クリエイターをクリエイトするクリエイター」

 中村さんは、本校のスプリンギン体験会(プログラミング体験会)の講師としてもお世話になっている方です。ですので「会ったことあるー!」と思った子どもたちもたくさんいたと思います。

 楽器の演奏ができないことがコンプレックスだったという中村さん。でも、練習はしたくなかったので練習しなくても演奏できる楽器を考えようと思ったそうです。それがパソコンで作った楽器でした。画面に映し出されているボタンやマークに手をかざすと音が鳴る。自分の声も楽器にできるようなそんな楽器を発明!その技術を活かした体感コンテンツを開発。それは動いている人に反応するカメラを使った作品です。みなさんも様々な場所で目にしていることでしょう。また、中村さんが手がけている作品の中には、ある商品のCMに利用するコンテンツや、アーティストのコンサート時のバック映像なども手掛け、映像演出をしていらっしゃいます。

最後は、中村さんが「小学生の頃の自分に伝えたい3つのこと」を教えてくれました。

中村さんらしいお言葉でしたね。みなさんもいろんなことにチャレンジしてみましょう!

 

【15日 金曜日】 本校養護教諭 村木 先生 「みんなで手洗いをやってみよう」

村木先生は、小さいころから人の役に立つ仕事に就きたいと考えていたことからお医者さんになりたかったそうですが、看護師という仕事に魅力を感じるきっかけがあり、看護学校へ進学したそうです。そして、その中で「保健室の先生」という仕事があることをしり、学校の先生になるためのお勉強もしました。

そして現在、宝仙学園小学校の保健室の先生として、日々みなさんの心や体の健康把握をしてくれています。怪我をしたり、具合が悪くなったりしたときは、村木先生に診てもらうことで子どもたちは安心するようです。私自身も村木先生パワーをいつも感じています!

最後は手の洗い方を改めてみんなで確認しました。子どもたちの様子を見ていると、「知ってる!知ってる!」と目を輝かせながら参加してくれていました。

手洗いもしっかりとして、学校再開まで健康管理をしっかりしておいてほしいと思います。

先生たちも気を付けながら生活しています。お互いに再開まで頑張りましょう!

 

鎌田様 中村様 

 この度は皆さんのご活躍を拝見すると共に、改めて考えることや新たな視点から考えることのきっかけをいただきました。

 こうして、今の時間を社会とつながるという視点で子どもたちにお話をしていただけたことは子どもたちにとっても私たち教員にとっても貴重です。日頃、学校で私たちが伝えていることやなかなか伝えられないことを、社会で働く生の声を皆さんのお力をお借りして子どもたちに伝えられているのではないかと感じています。

子どもたちの感想にもあったように、小学校に来ていただいて実際に子どもたちと触れ合っていただける日が来ることを楽しみにしています。

 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございました。

今後の更なるご活躍を応援しております。