4月15日から全校でのオンライン授業のスタートと同時に、Hosen TVもスタートしました。
本校職員も含め保護者・卒業生をはじめ本校に関わってくださっている方々、総勢24名の方にお話をしていただきました。
出演してくださった皆様、本当にありがとうございました。
・教科書にはない学び ・学びを社会とつなげる ・ホンモノとの出会い
この3つをキーワードに、学校に行けない状況であっても子どもたちに多様な学びを届けたいという思いで、保護者・卒業生・関連企業の方にボランティアでお手伝いいただいて実現できました。
このHosen TVの取り組みのきっかけは、昨年の理科の授業でした。
ゲストスピーカーとして保護者の方に授業に参加していただき、理科の内容と絡めたお話をしていただいていました。(その時の様子はこちら1回目・2回目)
その流れを引き継ぐように、学校に来れない今だからこそ、オンラインという利を活かして遠い場所からでも宝仙の子どもたちの顔を見ながら様々な世界を伝えるという時間を設けることができました。
Hosen TVでは、それぞれのゲストスピーカーの方への感想を子どもたちから集めていました。今回は、このHosen TVについての感想を教員から集めましたので一部ご紹介します。
●教育環境の創造に限界がないことを証明し続けていきましょう。これからも、まずは先生方の粋の良さと想像力を前面に押し出していきたいですね。そして、多様性に触れ自分を見つめる力がついてくれば、器の大きな人になっていけるのではないでしょうか。学校もそもそも多様性の集合体ですよね。教師団も同様です。そんなお互いの違いを尊重しあえる、自己肯定感満載の学校文化を創りたいですね。 |
●この企画は、宝仙のオリジナル企画で、まさに「オンラインでのキャリア教育」にも繋がると思いました。 様々な職種や卒業生の経験ある話を聞くことは、社会とリアルに繋がり、子ども達の様々な未来像・職業観と結びついていくと感じました。いろいろな人の話を聞いて「あーいいなぁ」という出会いというのがあるか・ないかは、その子の大きな将来像に関わってくると思っています。よって、このような機会があることは、素晴らしいことですね。 さらに、普段は先生自身の話をじっくり聴く機会もなかなかありません。こういった機会に先生自身の話を聞けることは、より親密さが増し、信頼関係に結びついてくると思います。 信頼できる先生がいっぱいの学校は、子どもの安心感にもつながると感じています。HosenTVはそのようなきっかけづくりにもなったと思います。 |
●この企画は民間企業、卒業生、現職の先生と様々な方に話をしていただいたので、子どもも大人もいい刺激になっただろうと思います。また、卒業生やお医者さんは、子ども達と身近なことも多いので、将来をイメージするのに、有用だったろうと感じました。民間企業の方々の話は、普段学校では聞けない話ばかりだったので、子ども達にとって新鮮だったことと思います。 新任としては、実際の子どもたちには一度もあ会っていなかったので自分たちを知っていただくきっかけになり、自己紹介できてよかったです。クラスの子ども達からもとても嬉しい感想を多数いただき、涙が出ました‼ |
●Hosen TVでは、ある人は「努力が大切」と言い、ある人は「努力してはいけない」と言いました。どちらも間違ってはいませんよね。これからの教育キーワードは「DiverCity(多様性)」だと思っています。人と違うことが価値になる時代が来ました。多様な価値観に触れ、一人ひとりが輝ける学校になると良いなという思いで企画しました。 |
●HosenTVが児童にとって楽しい時間だった、というのがとても嬉しいことだと思います。出演してくださった方皆さんが、宝仙の児童のために、子どもたちが分かるように、と資料を作ってくださったり、言葉を選んでお話してくださったということも有難いことです。児童の感想を見ても、短い時間の中でたくさんのことを吸収しているなと感じました。 もっと知りたい!という気持ちを刺激する貴重な機会だったと思います。私もたくさん勉強になりました。 |
●Hosen TVの時間は、これまでの学校にはなかった時間でした。そして、スペースや場所や距離にとらわれることなく、様々な体験ができるという、ICTの素晴らしさを存分に活かした、可能性あふれる“場”であったと思います。オンラインとオフラインの両方を経験した宝仙は、さらに豊かになったと思います。先生方の授業の幅も広がったはずです。子ども達のリテラシーも上がったはずです。オンラインで経験したことが、オフラインの日常にも入り込んで、今までよりもアップデートした宝仙学園小学校になることができたと思います。 そして、シンプルに、普段だったら出会うことが無いであろう方々と繋ることができて、毎日楽しかったです。登場されたラインナップが本当に豪華なメンバーで、多業種に渡っていたことも宝仙の宝となりました。 |
そして、子どもたちからは、続けてほしいという感想も届けられていました。とても嬉しかったです。こちらこそありがとう!!
どんな形になるかはわかりませんが、今後もこのような企画が継続できる方法を私たちも模索していきたいと思います。
=Hosen TV 振り返り=
1週目 https://www.hosen.jp/housen_news/7986/
2週目 https://www.hosen.jp/housen_news/8052/
3週目 https://www.hosen.jp/housen_news/8100/
4週目 https://www.hosen.jp/housen_news/8208/
5週目 https://www.hosen.jp/housen_news/8301/
6週目前半 https://www.hosen.jp/housen_news/8429/
6週目後半 https://www.hosen.jp/housen_news/8479/