3月3日(水) 卒業研究発表会
夏前からテーマを考えよう!とスタートし、秋に入ってから受験勉強と同時並行で少しずつ進めていた卒業研究。
今年の発表は保護者にはzoom上で聞いていただきました。
そして、さらに今年は5年生も発表を聞くということで参加しました。
発表時間は一人5分間。
調べて調べて実験をしてデータを集めて資料を作って、発表内容をお友だちに聞いてもらって、資料を作り直して・・・を繰り返しました。
入念な準備のもと、当日を迎えました。緊張したけど、やってみると意外とうまくできたという感想が多くみられました。
6年生の感想、そしてその保護者の感想と卒業研究を主導してきた教務主任の百瀬からのコメントをご紹介します。
6年生の感想は数が多いですが、読んでいただけたら嬉しいです。
~6年生の感想~
~保護者からの感想(一部)~
小学生のうちからプレゼンをする機会を持てることが素晴らしい。人前で緊張感を持って発表することも勿論ですが、発表に至るまでの過程が子どもを成長させていると思います。 |
今まで受験勉強に追われた毎日でしたが、このように自分でテーマを決めて取り組み発表したことは、子供にとって小学生の最後の思い出として残る貴重な経験だったと思います。 |
今までの受験勉強とは違う、新たな探求という学習に、触れられたことは、とても良い経験になったと思います。この経験を活かして中学校に進んでもらいたいと思っております。 |
疑問に思ったことを深く調べるということは将来も役立つと思う。 分野、範囲が無いので、自由過ぎてテーマを決めるときに戸惑ったが、それも良かったと思う。 他の人が研究している発表で、新たな発見や興味が生まれ、良い刺激になったと思う。 みんなとても上手だった。 |
受ける学びから一歩進み、自身で問題定義して調べて発表できる場が小学校生活の最後にあるのは、大変意義ある事だと思います。このような場は中学以降も増える傾向にあるので、調べ方、資料の作り方、自分の見せ方など、どんどん学んでほしいと思いました |
~教務主任 百瀬より~
6年生は今日の卒業研究発表会をやりきりましたね。 学びの集大成として、自分の興味関心を掘り下げ、テーマを絞り込んでいくスタート段階からとても大変でした。 さらに、その後もデータを集めたり、アンケートをとったり、実験したりと、自分のリアルな学びに結びつけ、自分の考えをまとめたものをプレゼンテーションにしていきました。 その過程でいろいろ試行錯誤、時に挫折しそうになりながらも今日までたどり着いたと感じました。 ただ、この6年生は1人で思い悩んでいる訳ではなかったと思います。 途中経過として、それぞれのプレゼンテーションを見せ合い、チェックし、フィードバックする自主的なグループ活動を何度となくやってきていました。 研究をすることも発表をすることも自分一人でやらなくてはならないことですが、仲間同士みんなが励まし合い、支え合っていたからこそ、今日の発表会ができたと思います。 卒業研究発表会はとてもいい雰囲気でした。 少し緊張しながらも一生懸命にプレゼンをしている発表者を、5年生・6年生が熱心な眼差しで見守り聞いている様子は、一体感がありました。 5年生も積極的に質問や感想を言ってくれて、充実した会になったと思います。 この経験を生かして、来年の自分たちの発表に繋げて欲しいですね。 中学にいってもプレゼンテーションをしたいという6年生の感想もありました。この機会を励みとして、6年生は大きく羽ばたいていって欲しいと思います。 本当に6年生、お疲れ様でした。 |