宝仙 秋の公開授業研究会 ~ICTは当たりまえに。学びの目的はどうしますか。~
本校では、学外の方々へ向けて公開授業研究会を実施しています。
今回で4回目の開催です。
毎年、多くの方々にお申込みをいただきますが、今回も、本校の授業を一目見ようと日本全国から約100名の先生や企業の方々がご参加してくださいました。
宝仙学園小学校では「宝仙にしかない学びの創造」を目的とし、日々研究を進めています。
今年の研究テーマは「学習者が主語となる学びのデザイン」です。
GIGAスクール構想により、多くの教育現場においてICT活用が進められています。本校では一人一台のiPad環境が整い、日常的にICTを活用した授業を行っています。
学習環境がこれまでと変わったものになりましたが、子どもたちに求められる資質・能力も大きく変化してきています。
学校での学びの在り方・目的もアップデートする必要があると、私たちは考えています。
公開授業研究会は、研究テーマに関連した本校の取り組みを広く発信し、参加者の皆様と一緒に考え、より一層考えを深める貴重な機会となりました。
次回の公開授業研究会は2022年6月を予定しております。
ご興味がありましたら、ぜひご参加ください。
●公開授業研究会でご紹介した授業については、特設サイトにてお伝えしております。
詳しくはこちらの宝仙学園小学校、公開授業特設サイトからご確認ください。
こちらには、簡単にまとめたものをご紹介いたします。
【中学年の授業】
「私のオリンピック・パラリンピック」と題して、開催都市東京で学ぶ小学生として、東京オリンピック2020を自分はどう見たのかを発信します。
無観客での開催となった東京2020オリンピックはやって良かったのか、やらない方が良かったのか。
子どもたち目線で、オリンピック・パラリンピックの意義を考えます。
【高学年の授業①】
やなせたかし-アンパンマンの勇気 「伝記を読み、自分の生き方について考えよう」
教科書に登場する、やなせたかしさんの伝記を読み、概要をつかみます。
また、筆者がやなせたかしさんをどのように捉えているのかを考えます。
そして、自分が一番心に残った所とその理由を文章に書き、学んだことやこれから活かしたいことを明らかにしていきます。
【低学年の授業】 自分って、みんなって、どんな人なのだろう? 楽しい一年生も半分が過ぎて、みんなできることが増えてきました。 でも自分のこと、友だちのことって、みんな分かっているかな? 宝仙学園小学校に入学した自分って、今はどんな自分なんだろう? まだ話したことがないあの子ってどういう子なんだろう? 自分の木を考えて描き、友だちに紹介をして、自分と友だちのことに詳しくなります。
【高学年の授業②】 「宝仙オリジナルテスト作成-特珠算編-」 ~特殊算20種類の習得と深化〜
特殊算を理解してオリジナル問題を作り、クラスメイトに出題します。 解く側を意識して難易度を設定したり、他者と協力してバリエーションを考えたりすることを通して、子どもたちは算数のより深い世界に足を踏み入れていきます。