助産師さんは母子の健康を守るというお仕事だけではなく、これから大人になっていく子どもたちに正しい知識を普及するというお仕事もなさっています。
そこで、本校でも、東京都助産師会所属の助産師 有馬祐子先生、相賀佳代子先生による保健の特別授業を実施しました。
テーマは『大人に近づく体と心の変化』『胎児(出生する前のヒトのいのち)と妊婦さんについて考えよう』です。
助産師さんオリジナルのワークシートを使いながら、思春期の心や体の変化について学び、悩んだ時にはどのようにするかを考えたり、胎児の様子に思いを巡らせ、「いのち」について考えたりしました。
授業終了後、助産師さんに直接、「勉強になりました」と伝えた児童もいたようです。
この授業の様子は、zoomで保護者に公開しました。
“思いやり“の根底には、相手を尊重する気持ちがあると思います。「性」「いのち」について正しい知識を身につけることで、人を尊重し、思いやりの気持ちをもつことにつながると考えています。
今回の授業を通して、親子で話すきっかけになってほしいと思うと共に、児童が「いのち」について考えるきっかけになってほしいと思っています。
保健室養護 村木
保健体育科 池畑・市川