オンライン親子鑑賞会開催! 〜市岡元気先生の親子実験教室〜
12月11日(土)、オンラインにて 父母会主催の親子鑑賞会が開催 されました。 今回は、教育系YouTuberとしてご活躍されているサイエンスアーティストの市岡元気先生をお迎えし、様々な実験をご披露していただきました。元気先生と言えば、YouTubeチャンネル「GENKI LABO」をご存知の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。また科学の面白さを多くの人に知ってもらうためyoutubeだけでなくテレビな どマルチにご活躍されてます。
そして元気先生はなんと、本校の理科の教師である吉金先生のご友人でもあります。
今回の参加者は300名近くも集まり、大盛況のうちに幕を閉じました。
親子鑑賞会の冒頭はサイエンスショーから始まりました。
まず、-196℃の液体窒素が登場しました。元気先生はこの液体窒素を使って温度変化による様々な物質に起こる現象を実演してくださいました。 初めは青いゴムボールです。これを液体窒素の中で沸騰させ、取り出すともくもくと白い煙 が出てきます。そのゴムボールを机の上に落とすとなんとガラスの様に粉々に!しかし、そ の欠片を手で触っているうちにまたやわらかいゴムの状態に戻っていき、子供たちは目の前で起こる物体の変化に釘付けでした。
次はコーラです。コーラに液体窒素を入れて混ぜると一瞬にして‐196℃の冷たいアイスが出来上がりました。このような実演を通して、子供たちは科学の面白さに、魅了されている様子でした。
後半は、親子実験教室を行いました。今回はオンライン開催ということもあり、「家庭にあるものでできる実験」を行いました。
1つ目は、寒剤アイスの実験です。液体窒素は使いませんが、同様な事が身近なものでも簡単にできました。子供たちは好きな味のジュースでワクワクしながらアイスを作り、完成したアイスを実際に食べたときは大変感動していました。氷水に塩を入れると更に液体の温度が低くなり、子供たちはとても不思議そうでした。
2つ目の実験は、スライム作りです。ただのスライムではなく、冬らしく雪のようなふわふわとしたスライム作りに挑戦です。材料の割合が絶妙で親子で悪戦苦闘の様子が画面から伺えました。先生に何度もアドバイスを頂き、最後は「できました!」の声が増えましたね。
このように、失敗し試行錯誤しながら成功へとたどり着く工程は実験の醍醐味だと感じました。
子供たちは元気先生との実験教室に夢中で楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。実験教室が終わった所で、もう一つショーをご披露してくださいました。
沸騰した100℃のお湯に液体窒素を入れ、あっという間に先生のLABOが大爆発!一瞬で雲が広がるという、ダイナミックな実験に圧倒された児童たちからは大歓声があがりました。
最後に元気先生から子供たちへ、「科学を学んでいくと人の役に立つものがたくさん生まれるのでこれを機にぜひ興味を持って学んで欲しい」というメッセージを頂いて幕を閉じまし た。
参加した皆様からの感想です。
市岡元気先生
この度は大変お忙しい中、ご出演にご快諾頂きまして、ありがとうございました。心より御 礼申し上げます。
家庭ではできない実験をリアルタイムで見る事ができ、親子共々、興味津々で楽しく拝見し ました。また、普段はYouTube越しで拝見していた先生と、今回は一緒に実験をしたり実際にお話したりすることも叶い、子供たちの表情がより一層生き生きしていたと思います。 先生のお陰で科学により親しみを感じることができ、実り多い貴重な時間となりました。大変光栄でございます。
今後一層のご活躍をお祈りいたしております。
先生方
この度は、先生方のご支援により親子鑑賞会を無事開催する事ができ、有難うございまし た。
なかなかお会いすることのできない市岡元気先生とこうして関わりを持つことで、子供たち の科学への興味がより一層増しました。先生方の熱意とお力添えに心より御礼申し上げま す。
宝仙学園小学校父母会幹事一同