今日はお別れの日。
3月末日をもって5名の先生が退職されました。
今日は3名の先生がみんなにあいさつに来てくださり、子どもたちからもお礼の言葉を伝えることができました。
講堂に直接来てくださったのは2名。1名はお仕事の関係で、長崎県の無人島からZoom参加となりました。(無人島からという紹介があったとき、子どもたちからは驚きの声があがりました!)
最初に、無人島からZoomでごあいさつ。
直接会えないのは残念でしたが、こうして無人島とつながることもできるのが今の時代のいいところですね。
東京都とは違う景色の中にいる先生を見て、教室にいる子どもたちからは「本当に辞めちゃうんだ・・・」と寂しそうな声がもれました。
先生からは「何よりも元気に楽しく過ごしてほしい」とメッセージをもらい、昨年一昨年と2年間一緒に過ごした子どもたちから先生へメッセージを送りました。久しぶりに先生の顔を見れて子どもたちはとっても嬉しそうな表情をしていたのが印象的です。
次のご挨拶は、大ベテランのこちらの先生。退職した現在は少しのんびりと過ごされているというお話でした。「今までは、4月の上旬にのんびり過ごすことはなかなかできませんでしたが、今はゆっくりしています。でも、これからは好きな音楽の勉強を続けます」とおっしゃっていました。
DTM(デスクトップミュージック)を勉強するそうです。
「退職しても勉強を続けます」という言葉は子どもたちにとってもいい刺激になったのではないでしょうか。
最後のご挨拶は元校長先生です。
「お釈迦様の言葉の中に愛別離苦という言葉があり、また昨年の仏教のお話の中で無常という言葉があることも勉強しました。出会いと別れ、変化があることは当然のこと。これを良い思い出に、そしてこれからのエネルギーにしていきましょう。」というお言葉がありました。
これからは、故郷へ戻って海のお掃除をして珊瑚や海藻がよみがえってくれるように勉強したり活動したりして、故郷にも恩返しをしていきたい、さらにはそうした活動をみんなと共有出来たらいいなと考えているということをお話ししてくださいました。
また、今日欠席された先生方からもメッセージをいただいていて、ご紹介しました。
式のはじめには、西島校長先生から「人は出会いと別れを繰り返して成長していくもの。退職される先生方のお話をきいて、これから頑張ります、新しい出会いを大切にします、これを成長の機会にします、と思って、頑張る決意をもってお別れしましょう」というお話があったように、今日という日がみんなの未来を明るくするための一日になることを願っています。