昨年度は3月に実施した助産師さんによる保健の特別授業を、今年度は1学期に実施しました。
昨年度もお世話になった有馬祐子先生と相賀佳代子先生に今年も来ていただきました。
当日を迎える前に、事前授業として、「体の中で大切なところを知っていますか?」「それはどこですか?」「体について気になるところ、疑問はありますか?」というアンケートをロイロノートで答えてもらいました。事前授業の中では助産師さんについて、どのようなお仕事をする方なのか少しお話ししてみましたが、『私、助産師さんになるのが夢なの!』と教えてくれた児童もいました。
そのアンケートの結果を助産師さんにお伝えし、助産師さんは2年生児童の疑問に答えられるように準備をしてくださり、当日を迎えました。
児童は、助産師さんのお話を聞けるこの日をとても楽しみにしていたようで、授業中も楽しそうに、時に恥ずかしさからか「うふふ」とはにかみながら、時に真剣に…さまざまな表情を見せてくれました。。
テーマは『体のことをもっとくわしく知ろう』『体の中で大切なところについてくわしく知ろう』です。
助産師さんが考えてくださったワークシートをもとに、『体のことをもっとくわしく知ろう』の授業では、目に見えないけど大切なもの(心や体の中にあるものなど)を想像しながら、健康にすごすためにはどうしたら良いかを考えました。助産師さんが教えてくださった健康な生活をするために大切なことは、「よく寝る」「栄養をとる」「からだをきれいにする」「おだやかな時間をすごす」です。
『体の中で大切なところについてくわしく知ろう』では、事前に児童にアンケートで答えてもらった体についての質問・疑問に対する答えを教えてもらうとともに、プライベートゾーンについて学びました。なぜプライベートゾーンを大切にしなければならないのか、大切にするためにはどうしたら良いか、困ったときにはどうするか、などを学習しました。
最後に授業の感想や助産師さんに聞きたいことを書き、授業は終わりました。
助産師さん方は、すべての感想に目を通しコメントを書いてくださいました。後日、児童にワークシートを返却する際に、この授業の振り返りをし、助産師さんからのコメントを読んだ児童たちは「うれしい!」「また会いたい、また学校に来てほしい」と話してくれました。
助産師さんによる特別授業をうけて、他学年でも保健の授業とともに体についての理解を深め自分やお友だちを大切にすることについての授業をしていきます。
今後も助産師さんと協力しながらよりよい保健の授業となるようすすめていきます。