いつもより少し早く、正門の観音様の横の紫陽花が色鮮やかに咲き始めました。
芒種の候のいま、4年生は埼玉県の宮代町の「新しい村」へ出かけ、田植えの体験を行ってきました。
5月27日(土)、晴天の中、4年ぶりに全校で制限なしの学校公開を開催することができました。当日は600名以上の方々に授業参観に参加していただき、とても活気のある一日となりました。
朝から子どもたちが張り切っていたのは、保護者の皆さまに、自分の頑張って勉強している姿を見てもらえるということからでしょうか。子どもたちは、ウキウキして笑顔にあふれていました。
今回の学校公開は2部に分けて実施しました。少し人数に余裕を持つことで、自分のお子様の学級はもちろん、他の学年も、どの授業でも見ていただきたいと考えました。宝仙小全体として、「子どもたちの様子はどうか、どんな学びを進めているのか」を、ぜひ感じていただきたいと思いました。
事後のアンケートには、現在130名以上の方々に答えていただいています。いくつかのアンケートのご感想を紹介いたします。(アンケートの〆切は、6月2日(金)としています。ご協力ください。)
『国語の短歌発表、楽しませていただきました。子どもたちの言葉選びのセンスに感心させられました。「何気ない日常の楽しみ」という課題でしたが、読書や塾帰り、登下校の場面を読んだ児童が多かったことのが印象的でした。廊下の掲示物も大変見ごたえがあり、子どもたちの成長を感じることができました。授業中の友だち同士のやりとりや、先生方と児童の掛け合いの様子から、距離の近さを感じることができ、微笑ましく思いました。宝仙小ならでは活気のあふれる熱のこもった授業をこれからも大切にしていっていただきたいと思います。』(6年生保護者) |
『子どものクラスので様子を見ていて、高学年としての意識が伺えました。また、5・6年生のクラスを拝見して、今後、どの様な経緯で学年を重ねていくのか参考になりました。また、低学年クラスの授業も興味深かったです。初めての他クラス授業参観はとても新鮮に感じました。』(4年生保護者) |
『本日は、授業を参観できる機会を設けていただき、ありがとうございました。子どもは良く学校の話をしてくれます。今日は実際に学んでいる姿を見れましたので、楽しく学校に通う理由がよくわかりました。先生の話をしっかり聞く姿勢や、楽しむ時は楽しみ、考える時はしっかり考えている姿を見て、安心することができました。また、廊下に飾られている手紙や、朝顔の成長を描いた絵などの一つ一つに、子どもの成長を感じることができました。』(1年生保護者) |
『学校生活もいろいろ再開し、朝クラブや課外活動、休み時間や校庭開放など外で遊べるようで、勉強も忙しくなっている中、身も心も健康でいられるようにご指導をいただいている先生方にありがたく思っております。』(4年生保護者) |
全体としては、「今回のような学校公開は良かった」「授業も工夫されていて子どもたちもしっかり勉強している」「子どもたちも明るく活動している」「学校の活動が活発になり良かった」などの感想をいただきました。今後の活動に活かしていきたいと考えております。また、午後の父母会会長主催の父親懇談会には、約110名のお父様のご参加をいただきました。「先生とも、又、お父様同士の話がたくさんできた」「とても楽しくて有意義な会でした」との感想をいただきました。私もたくさん方々とお話ができ、楽しく参加させていただきました。感謝申し上げます。
6月、1学期の中盤になってきました、今月は、各学年の父母会や後半には個人面談も始まります。今月もよろしくお願い申し上げます。
宝仙学園小学校 校長 西島勇