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9月 校長通信「もっとも成長できる学期、2学期です!」

投稿日2023/9/1

 「処暑の候となりました」と季節の挨拶をしたいところですが、まだまだ、猛暑が続いております。子どもたちも大人も体調を崩さないように健康管理をしっかりしていきたいと思います。

 今日から、2学期がスタートしました。

始業式を行い、4年生の代表が2学期の決意を発表してくれました。子どもたちの元気な姿を見ることができて、とても嬉しく思いました。
2学期は、一番長い学期になり、子どもたちがもっとも成長できる学期です。学校ではまず第一に、しっかりと落ち着いた環境で学習活動に取組んでいきます。そして、運動会・宝仙祭など大きな行事もあります。今年度は、新たな企画にも取組んでいこうと準備をしています。保護者の皆様も子どもたちの頑張りを、ぜひ励ましていただきたいと思います。

 夏休みを振り返ります。

【宿泊行事】2年生から5年生までが宿泊行事に取組みました。2年生からの宿泊行事は宝仙小の行事の大きな特色です。2泊3日、家庭を離れて友だちと一緒に生活を共にし、様々な行動をしっかり行い、互いに学び合うことができていました。宝仙寺に帰校した時の子どもたちの充実した表情にその成果が現れていたと思います。

今回の宿泊行事のねらいは…。2年生は「ルールを理解し、自分でしっかり行動する」、3・4年生は「縦割りの活動を成功させる、登山に挑戦する」、5年生は「自然体験とSDGsの探求活動に取組む」

 各学年それぞれのねらいをもって実施しました。そしてさらに、どの学年も共通に「できるだけ自分たちで企画運営し、自治の力や行動力を高めていく」を目標にしていました。宝仙寺での開校式から宿舎での活動まで、子どもたちが運営することを行ってきました。この行事で培った企画運営力は、今後の学校生活の中でも活かされていくと考えています。

【音楽クラブ】7月27日に合唱・音楽クラブの23名が、「TBSこども音楽コンクール」の東京都大会に出場し、素晴らしい歌声を響かせ、見事「優秀賞」をとることができました。たくさんの保護者の皆様に、会場まで応援に来ていただいたことに感謝申し上げます。

【イングリッシュキャンプ】7月28日から2泊3日で希望者参加(20名)で長崎県佐世保市にて在住外国人家庭でお世話になるホームステイ型のキャンプを実施し、とても充実した活動となり、子どもたちも笑顔で羽田空港に戻ってきました。

【プロジェクションマッピング】8月28日には、プロジェクションマッピングクラブが「宝仙寺プロジェクションマッピング・未来」を開催しました。クラブの子どもたちは4月から準備を重ね、地域への広報活動も自分たちで取組みました。当日は、地域の方々にもたくさん来ていただき、保護者を含め総勢500名を超える参加人数で大盛況となりました。また、夏休み中に行った内部幼稚園対象のプログラミング体験会の実施も子どもたちはスタッフとして活躍しました。

 私事ですが、私は、夏休みに一つだけ大切にしている恒例行事があります。それは3泊4日で、中国地方の山口県や島根県などに旅に出かけることです。この旅行はもう30年以上続いています。2校目の勤務校で同僚になった後輩の先生が山口県に実家があり、そのことをきっかけに訪問するようになりました。その家は山口県柳井市付近にあり、瀬戸内海に面していました。家から見える瀬戸内海の海と島は、文字通り「絵葉書」のようで、私はその景色がとても好きで、子どもたちが小さい時は一緒に連れて行き、海で遊んでいました。子どもたちは成長して行かなくなり、また、今はその家にも行けませんが、一緒に働いた旧友数人との楽しい旅はその後も続けています。最近は、前々任校で一緒に働いていた先生が退職して、故郷の島根県出雲付近の漁港の古民家を改修して民泊の施設を開設しましたので、そこを訪問してから、様々なところに出かけています。今年は、島根の出雲、山口の萩、福岡の北九州、大分の別府まで足を延ばしました。西日本の各地を回り、歴史・自然・文化・食を楽しみ、元気をチャージしてきました。

 まだ、暑い日が続いています。9月は各学年父母会もあります。ぜひ学校にも来ていただき、子どもたちの元気な姿を見ていただければと思います。

2学期も宜しくお願い致します。

宝仙学園小学校 校長 西島勇