陽ざし暑い日が続いていますが、それでも朝晩は少し、秋らしさを感じることができる様になりました。
9月はインフルエンザが猛威を振るい、本校でも、1~4年生の4クラスが学級閉鎖となりました。引き続き体調の管理をよろしくお願いいたします。
宝仙小は、今、運動会と宝仙祭に向けて子どもたちの活気にあふれています。特に、運動会は初めて大きな体育館(武蔵野の森スポーツプラザ)で行います。保護者の方々にも制限なく参観していただけます。
詩のポストには、子どもたちの熱い思いが綴られています。
「運動会・・青い空にたなびく白い雲 まさに運動会日和 私たちは知っている 皆が今日を楽しみにしていることを 美しく踊りを舞おうと指先まで伸ばしていることを 勝ちにこだわり 友達と心を合わせて練習してきたことを 相手にとって不足なし 各々自分のベストを尽くすべし フレー!フレー!赤組 フレー!フレー!白組 いざ勝負」(6年) |
「宝仙秋の陣・・今年は新しく生まれ変わる 未知の世界への挑戦 ハラハラ・ワクワク・ドキドキ楽しみたい 手に汗をにぎる 汗と涙と笑顔 白熱の赤白の戦い その瞬間を目に焼き付ける さあいざ出陣 宝仙秋の陣」(5年) |
「はじめてのうんどうかい・・たのしみなはじめてのうんどうかい ワクワクドキドキがんばろう たまいれ・ダンス・ときょうそう みんながんばれゴーゴーゴー ぜったいかつぞゴーゴーゴー みんなでかつぞゴーゴーゴー おかあさんがつくってくれるおべんとう うずらベーコンあるかな たこさんウィンナーいるかな たべてがんばろう」(1年) |
子どもたちは、一人一人が自己のベストの演技と走りを目指すとともに、全校が一つにまとまり、運動会を成功させようと思いにあふれています。競い合いながらも協力して互いに認め合うことで、みんなで成長していくことが大切であると考えています。
宝仙祭に向けても、準備を重ねているところです。自分たちの「思いを伝える」ために、心を合わせて発表の練習をし、作品の制作に取組んでいます。
保護者の皆様には運動会や宝仙祭のサポーターにたくさん協力をいただきます。また、宝仙祭の準備で、父母会の幹事の皆様にもたくさん学校に来ていただいているところです。ありがとうございます。
さて、「燈火(灯火)親しむべし」、よく読書の秋と言われています。今月末から全国読書週間が始まります。読書週間は、戦後まもなく「読書の力によって平和な文化国家を作ろう」という志のもと行われるようになりました。今年の標語は『私のペースでしおりは進む』です。
本校でも読書(図書)に積極的に取組んでいます。図書の時間はもちろん、中休みや昼の休憩時間も図書を開放し、子どもたちが自由に、かつ親しみを持って本に接するようにしています。児童の委員会活動である図書委員会では、当番活動とともに、おすすめの本を紹介したり、アンケートをとって、宝仙小の皆さんの読書の様子を知らせたりする広報活動を行っています。ちなみに、宝仙学園小学校の読書月間は、毎年11月です。
図書館司書の富松先生に、今おすすめの本を紹介していただきました。
今お勧めする本。
低学年むけは・・・
1位「こわいけど、おもしろい!おばけずかんかがくのふしぎ」(斉藤洋原作、宮本えつよし絵、保坂直紀監修) |
2位「ざんねんないきもの事典」(今泉忠明監修、下間文恵ほか絵、有沢重雄ほか文) |
3位「牧野富太郎」(清水洋美原作、百瀬しのぶ文、よん絵) |
高学年向けは・・・
1位「この夏の星を見る」(辻村深月著) |
2位「ガリレオの事件簿」(東野圭吾著、うめ画) |
3位「ジュニア空想科学読本」(柳田理科雄著、きっか絵) |
機会がありましら、ぜひ読んでみてください。読書をすることで世界が広がり、これからの人生の糧となることが多々発見できるのではないでしょうか。今月も保護者の皆様には、様々な活動をご参観いただき、子どもたちの元気に頑張る姿を応援していただきたいと思います。宜しくお願い致します。
宝仙学園小学校 校長 西島勇