本校の最後の学習は「卒業研究」です。
6年生1人1人がテーマを決め、仮説を立てながら研究を進めていきます。本格的に取り組むのは中学入試後の1月の期間ですが、テーマ設定については早くから考えていきます。自分の興味・関心を掘り起こしながら、テーマを考えていきます。
研究はテーマが命。
より自分事になれるテーマ、より価値のあるテーマを見つけていく必要があります。個々に決めたテーマを深堀するために、保護者の皆様にご協力いただき「応援ミーティング」を実施しました。活動のアイデアは、今年度より卒業研究のアドバイザーとして入っていただいている日出間真理子氏よりいただいたものです。
写真 日出間 真理子 氏
応援ミーティングとは、子どもが決めたテーマについて「いいね」「おもしろいね」と応援する場です。応援するだけでなく、「もっとおもしろくするには、こんなのどう?」とみんなでアイデアを出す、ブレインストーミングの場です。
そのファシリテーターに保護者の方に入っていただきました。
写真 保護者事前ミーティングの様子
保護者サポーターの方がファシリテーターとなって進めていくため、どのように関わっていいか、初めは不安だったということですが、ブレストトークが始まると、とても楽しそうに話をしている様子が見られました。
写真 実際の応援ミーティングのようす(保護者1名に児童3~4名)
6年生の子どもたちも、保護者の方が入ってくれているため、普段とは違った真剣さや意見の広がりある活動になったようです。
事後に、児童にはアンケート、保護者からはご意見・ご感想をいただきました。それぞれ満足度が高かったです。これをきっかけに、自分の卒業研究が活性化し深まることと共に、みんなで支え合い、励まし合って進められればいいと考えています。