梅雨入りのニュースも気になる季節となってきました。
観音様の横の紫陽花も鮮やかに咲き始めました。先週29日に、4年生は恒例の田植えに出かけてきました。私たち教員も一緒に全員が田んぼに入り、泥だらけになりながら、田植えに挑戦してきました。
本校では各学年の行事等の中で、実際に体験を通して学ぶことを大切にしています。帰りの時、子どもたちは、農家の方に「また、秋に収穫に来ますので、よろしくお願いします」とあいさつをしていました。10月には稲刈りの体験も行い、秋の収穫を楽しみにしながら、日本の農業のことや食の大切さを学んでいきたいと思います。
5月25日は、土曜学校公開授業参観を実施し、600名以上の方々に参加していただきました。その日は子どもたちも、朝からおうちの方々に、頑張って勉強している姿を見てもらえるということで、張り切っていました。どの教室も保護者の皆さんでいっぱいになりました。多くの方々のご参観、ありがとうございました。また、事後の保護者アンケートにも約150名の方々から回答をいただいています。いくつかを紹介します。
* 何も言われなくても次の準備をしている様子に、2年生としての成長を感じました。生徒の皆さんが積極的に学んでいるところが好印象だといつも思います。どの学年の専科の授業も楽しそうでしたし、6年生になるとこんなに高度なことを学んでいるのかと驚かされました。全学年を自由に参観できる形で実施くださりありがとうございます。(2年保護者) |
* 子どもたちが楽しそうに授業を受けていて安心しました。先生方が子どもたちの間違えを否定することなく授業を進めていて素晴らしいと感じました。他学年の授業を自由に参観出来たことも良かったです。(1年保護者) |
* 昨日は貴重な機会を頂いてありがとうございました。全学年を自由にみられるかたちで色々な学年を参観することができ、とてもよかったです。2年生は、生徒同士で意見を言い合い、意見交換がとても活発に行われていると感じました。皆いきいきとしている姿が印象的でした。 5年生は落ち着いて授業を受けてて感心しました。先生の問いかけに班毎にテンポよく答えててスピード感があり、考える授業だと感じました。両授業とも好奇心や疑問を考える授業で、聞いてるこちらも楽しかったです。(2・5年保護者) |
* 3年生は元気にのびのびと、6年生はしっかりと真剣に授業に取り組む様子を見ることができました。それぞれの学年らしく、子供たちの成長していく瞬間を見ることができました。1日を通して参観ができることはあまりないので、とても良かったです。普段、先生やクラスメイトと過ごしている風景を間近でよくみることができました。ありがとうございました。(3・6年保護者) |
全体的に「しっかり学習をしている」「一方的な授業ではなく授業内での交流がある」「全学級の参観ができるので他の学年の様子もよく分かった」などの意見を多くいただきました。授業参観後の講堂での父親懇談会・父母会会長主催の懇親会にも100名以上の多くの方々に参加していただき、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
ご報告ですが、今年の2月に子どもたちの児童員会の呼びかけで行い、保護者の方にもご協力をいただいた「能登半島地震支援義援金」を、5月の初めに、子どもたちが直接酒井中野区長に届ける機会を頂きました。募金額は、21万900円となりました。
当日は、旧現の児童委員19名ができたばかりの新中野区役所の会議室(災害時には災害対先本部になる部屋)に行き、代表児童が酒井区長に渡して、一人一人が自分の感想をしっかり発表することができました。酒井区長からは、防災のこと、募金への感謝と「宝仙小の皆さんが日頃から頑張っていることは知っています。これからも頑張ってください」との激励の言葉をいただきました。(中野区のFacebookにも紹介されています。)
6月は、各学年の保護者懇談会が予定され、月末からは、個人面談が行われます。また、ぜひ、学校にも足を運んでいただき、子どもたちを励ましていただきたいと思います。
宝仙学園小学校 校長 西島勇