11月霜月になりましたが、穏やかで暖かな日が続いています。それでも、朝晩は寒さも感じられるようになってきました。
1日は、次年度の入学者の一般推薦入試を行い、次年度に向けての準備も着実に進めているところです。
先月宝仙祭を実施しました。今年度は、『飛躍』が全学園の統一テーマでした。小学校の宝仙祭では、子どもたちも一人ひとりが自信をつけ成長することができた、文字通り「飛躍」することができた宝仙祭になったと考えています。約130名の方々から保護者アンケートにご意見ご感想をいただきました。
「個性が光る作品、学年の団結力を見られた発表会、児童が手づくりしたゲームコーナーや校庭のすごろく、この日を迎えるまでに一人一人がどれだけ努力を積み重ね、仲間とともに試行錯誤したのか想像すると、児童を成長させてくれる、大変有意義で魅力的な行事だと思いました。まさに他者を思いやり、慈しみ、協力し、自ら進んで学ぶ教育の成果だと感じ、ご指導をしてくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。児童の皆さんが挨拶をしてくれたり、自分の言葉で質問に答える様子も印象的でした。」(3年保護者)
全体的にもとても良い評価をいただきました。運営等でご意見をいただいた点は、父母会とも共有していきたいと思います。
<実りの秋の取組みを紹介します。>
〇教員研修 11月29日 「宝仙 秋の公開授業研究会」
学校通信でもご連絡しましたが「宝仙 秋の公開授業研究会」を株式会社LoiLoのご協力を得て開催します。今回の研究会は、教育関係者と企業・一般の方々が対象です。私たちは、教員も常に学び続けていく研修活動が学校の教育活動の土台になっていると考えています。変化の激しく予測のつかないこの社会の中だからこそ、私たちもより良い授業を目指して、子どもたちの成長のために日々の授業改善が大切です。
今回は、「教科×探究」をテーマにし、各教科において「学習者中心の学び」と「深い学び」をどのように実現していくのかを深めていきます。そして、宝仙小では、いつもの子どもたちの姿を見ていただきたと考えています。子どもたちが受け身ではなく、積極的に授業に関わり、互いに学び合う授業を作っていくように取組んでいます。当日は2時間の公開授業を予定しています。外部講師による特別授業も計画しています。
〇11月「宝仙読書月間」です。
読書週間とは、良書の普及、読書の普及を目的とした週間です。文化の日を中心とした2週間、10月27日から11月9日までの期間です。
2024年第78回の読書週間の標語は、「この一行に逢いにきた」になりました。そして、読書週間には、「子ども読書週間」もあり、子ども週間の標語は、「ひらいてワクワク、めくってドキドキ」になりました。どちらも、私たちが読書をするときの気持ちと同じで、ワクワクする思いが伝わってきます。
本校は、11月を読書月間としています。今年も図書司書の富松先生に本校の読書の状況をお聞きしました。
・昨年度、貸出総数6762冊・1ヶ月平均614冊 総貸出人数合計329人(1年を除く総数約380人)
・人気の本は
『大迫力!』シリーズ 西東社 | 『科学探偵』シリーズ 朝日新聞出版 | 『5分後に意外な結末』シリーズ 学研教育出版 |
『世界の伝記NEXT』シリーズ 集英社 | 『学校では教えてくれない』シリーズ PHP研究所 | 『ドラえもんワールド』シリーズ 小学館 |
富松先生は、「これからもたくさん図書室を利用して、さらに本に触れ、心を豊かにしていきしょう」と呼び掛けています。
11月は、各学年保護者懇談会や一斉授業参観もあります。保護者の皆様には、学校においでいただき、子どもたちを励ましていただければ幸いです。宜しくお願い致します。