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1月 校長通信「しなやかに進む年にしよう」

投稿日2025/1/8

 2025年・令和7年、新年明けましておめでとうございます。

今年は、穏やかな晴天が続き、暖かなお正月となりました。

昨日は、3学期の始業式を行いました。2年生の代表の二人が力強い3学期の決意を述べ、とても逞しく思いました。
今年は「乙巳(きのとみ)の年」となり、よく「困難があってもしなやかに進むこと、再生と変化」を意味しているといわれています。宝仙学園小学校でも、今年度も様々な取組に挑戦をしてきました。

 3学期はまとめの学期ですので、時には振り返り、また足元を見直して前に進んでいくことが大切だと考えています。さらに、今日の変化の速い時代には、柔軟に変化に対応していく力が必要とされています。着実に一歩ずつ前に進んでいきたいと思っております。

 今年のお正月はいかがでしたでしょうか。私は、今年も暮れから孫たちが来て一緒に過ごそうと楽しみしていましたが、残念ながら発熱してしまい、すぐに栃木の家に戻ってしまいました。(よくありますね)。元旦は、宝仙寺に初詣に出かけました。初詣で、何人かの皆様に声をかけていただき、とてもうれしく思いました。今年の宝仙寺の初詣では、ものすごくたくさんの方々がお参りをされていて驚きました。
2・3日は、今年もいつものように箱根駅伝を見て、自分自身のためチームのために様々な思いを込めて襷をつないでいく姿に感動していました。

 先月の12月16日には、子どもたちが待ちに待った「第35回けん玉大会」を実施しました。父母会の講演会でお見えいただいた高濱先生が校長室での挨拶の時、
「宝仙小は、まだ、けん玉をやっていますか。」「やっていますよ、今度、大会あります。」と私が話をすると、実は20年前にも宝仙小で講演会を行った時に、子どもたちが「けん玉」に取組んでいることを知ったそうです。
「そうですか。あれはいいですよね、練習すれば必ず上手になる、集中力も付く、そして、クラスのみんなで協力して取り組むところがいいですよね。まだまだ、これからもずっと続けていってほしいですね。」とも話してくれました。先生から励ましの言葉をいただき、とてもうれしく思いました。
大会でのあの緊張感、成功した人も失敗した人も、それぞれ喜びや、悔しさを感じたことと思います。そのことが次への成長につながるでしょう。今回は、個人の部(もしかめを1・2年生5分、3~6年生10分を達成する)86名が優秀賞を受賞しました。

 いよいよ、6年生は進路の選択の時期を迎え、緊張した日々が続いていると思います。12月に試験があった人もいます。今月からそして2月の初めが本番となります。
1月9日に、宝仙寺で6年生全員で「合格祈願」のお参りを行います。宝仙小6年生は、特別な「お守り」をいただきます。緊張の続く日々になりますが、体調を整えて自分の力を発揮できるように頑張ってほしいと思います。

 新しい年はスタートしましたが、学校は3学期という「まとめの学期」となります。充実した学期になるように「しなやかに一つ一つ丁寧」に取組んでいきたいと思います。保護者の皆様にも、保護者懇談会、学校公開などで、また学校にもおいでいただき、子どもたちを応援していただけると幸いです。

本年も宜しくお願い致します。

 

宝仙学園小学校 校長 西島勇