本日、1年生保護者対象の「iPad導入説明会」を行いました。
本校が掲げる「ICTは学びのための道具」、これを実現するためには、子どもを中心においた保護者と学校によるサポートが欠かせません。
AI時代のいま、我々大人が子どもの未来のためにできるサポートとは何か?
大人が覚えて、子どもに教えることではありません。
厳しく制限を加えることでもありません。
子どもと同じ目線で、時には子どもに聞きながら、共に歩んでいくことこそが、必要なサポートであると考えています。
本日は、情報モラル教育について共同研究を進めている株式会社教育ネットより宮川氏にお越しいただき、「保護者とのしての心構え」についてお話いただきました。ICT教育については、期待もある一方で保護者といては心配事もたくさんあります。特に心配されているのは「使いすぎ・依存」です。
なぜ、ついつい使いすぎてしまうのか?
背景を理解し、時には立ち止まって考えていくことが大切という話をいただきました。
「大人が見本になれているのか?」
「ルールではなくポリシー」
「保護者に相談できる関係性を築いておく」
ICT機器をどう使うのか、そのポリシーを家庭で話し合って決めていくことが大切であるとお話しいただきました。
また、在校生保護者の方からもメッセージをいただきました。実際にICT機器の活用の様子を近くで見ていて感じたことについて、経験を交えてお話しいただきました。
「iPadは学用品であることを確かめたり、家庭内ルールを設定したり、子どもと並走する姿勢で、親子で納得のいく環境作りを心がけました。グーグルクラスルームでのコメント交流や、情報社会の倫理観についても話し合ったりしました。先生方と協力させていただきながら、保護者の皆様と共に模索しながら、活用して参りたいと思っております。」というメッセージをいただきました。
後半は、iPadの初期設定を行いました。
子どもが正しく使えるようになるためのシステムのサポート「スクリーンタイム」の設定について、また各種アプリのログインや初期設定を一緒に行いました。1年生は、5月9日から毎日iPadを持って登校します。それまでに、iPadの使い方について、またポリシーについて、親子で話し合いながら考えていきます。