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 5月、新緑の候、爽やかな若葉の季節になりました。新学期もひと月が過ぎました。

1年生の保護者の皆様には2週間にわたる送り迎えのご協力、ありがとうございました。

 本校では、異学年の交流活動を活発にすることを教育活動の柱としています。この活動を推進し、上級生と下級生が共に学び合うことで、思いやりの心や社会性を身に付けることができると考えています。
25日には、全学年が参加して進級遠足を実施しました。今年度も、2年生は「井の頭公園」に出かけ動物園と広場での自由遊び、3・4年生は「光が丘公園」で合同の縦割り班活動、5年生は「所沢航空公園」で飛行機を眺めたりフライトシュミレーターを楽しんだりしました。そして、1・6年生は「国立昭和記念公園」に出かけ、私も一緒に参加しました。今年の6年生は１年生時に進級遠足を行うことができず、初めての昭和記念公園でした。集合場所では、6年生が1年生に優しく「今日は楽しみだね」と声をかける姿も見られました。また、今回、初めて駄菓子屋さんでの「お買い物体験」行いました。6年生は、膝をついて視線を1年生の高さまで低くし、「これだったらまだ買えるよ」と教えてあげていました。1年生と一緒に遊んだり、お弁当も一緒に食べたりして、ずっと寄り添いながら面倒を見ていました。最後、中野のセントラパークの解散場所の解散式が終わり、保護者に引き渡して、丁寧に挨拶をして役割を見事に果たしました。どの場面でも、6年生のやさしさと責任感が感じられる一日でした。6年生にとっては、一つひとつの活動の積み重ねが、6月の「長崎修学旅行」へとつながっていきます。

　そして今年度、大幅に変更した、新たな「十の戒」がスタートしました。「十の戒」については、先日の仏教講話でも、道興先生から、『人の行いは「身体」「言葉」「心」の3つによってあらわされ、「十の戒」も最初の3つは「身体」、次の4つが「言葉」、最後3つが「心」についてである。その「身体」「言葉」「心」の3つを全て整えることで、より良く過ごしていくことができる。』というお話をいただきました。（＃1参照）

さらに、今年度より、子どもたちの学校での過ごし方についての目標である「月間の生活目標」も新しくなリました。今月の初めの講堂朝礼では6年生の児童委員の皆さんから、「持戒和合　決まりや約束を守ろう」についての説明と、宝仙小のみんなが守るべきルールについて、紹介をしていました。（＃2参照）

　4月は各学年の保護者懇談会も行い、新しい学級でも保護者の皆様の和やかな懇談が行われていました。また、先日は父母会総会が開催され、新年度の父母会組織を作ることができました。新幹事の皆様にはいろいろと大変お世話になりますが、宜しくお願い致します。

5月は、17日（土）に土曜参観日もあります。ぜひ、子どもたちの頑張っている姿を応援していただきたと思います。また、その後には、父母会主催の父親懇談会もございますので、ご参加よろしくお願いいたします。

5月もよろしくお願いいたします。

宝仙学園小学校　校長　西島勇