6月10日に開催された保護者対象懇談会「Hosen Edu.Sessions#2未来の教育を語り合う場」には、激しい雨にもかかわらず、約30名の保護者の方が集まってくださいました。
Hosen Edu.Sessionsのコンセプトは次の3つです。
・本校の目指す教育についてより理解を深めていただくこと。
・教育や子どもの現状-未来に関する情報を共有し、より未来に開かれた教育について考える場を創ること。
・お互いの意識、知識等を活かして、学校と保護者が協働して、未来に通じる教育のあり方を考えていくこと。
セッションには、「演奏」という意味があるそうです。
家庭と学校がチームワークを高め、これからの教育を”共に”創って行くことを願って立ち上げたオリジナルのイベントです。
今回行った内容はこちら。
①アイスブレイク〜未来体験〜
自分の描いた絵がAIによって判別される「Quick Draw!」というWebサービスを体験しました。
②講演 梶浦 真 氏(教育報道出版社)
「なくなる仕事とよくなる仕事」
単純作業を繰り返す仕事はAIに代替されることは有名。でも、テクノロジーが発達し、複雑で難解な仕事もAIが高速で行えるようになってきています。
本校では、すでにこうした社会にも対応できるような力を身につける授業を展開しています。本校の年間講師を務めて3年目となる梶浦氏からのメッセージ。
③アクティビティ〜宝仙の授業を体験しよう〜
実際に未来社会に挑む学校としてどんな授業をしているのでしょうか。今回は、図工で行った「紙を立ててそれから・・・」というアクティビティを体験していただきました。
④ディスカッション「未来社会の到来に備えて学校と家庭のすべきこと・できること」
学年の垣根を超えて、語り合いました。学校と家庭の役割。分かっているようで、ちょっと難しい。さらに「未来社会の到来に備えて」となると、もっと難しくなります。
アンケートには、
「改めてアクティブラーニングの楽しさと重要性を確認する事ができました。AIに負けない柔軟な考えや逆転の発想を家庭でも実践してみたい」
「学校が保護者と共にこれからの教育活動を改善していこうとするスタンスがあることが嬉しい」
「3ヶ月に一回くらい開催して、今日の内容をみんなと共有したい」
というような声が寄せられました。
今後も保護者の皆さまと、教職員が共に学べる場を大切にし、子どもたちの未来について考えていきましょう。
研究推進委員会
加藤朋生