少し時間が空いてしまいましたが、先月行われたEdu.Sessionについて、ご紹介です。
第3回目となった、Hosen Edu.Sessions
保護者の皆様と、本校の教員が一緒に「未来の教育について語り合う場」です。
今回は、図工科の百瀬による企画。
「大人の図工室」。
以前、4年生の子どもたちが行った視覚障害をテーマにした授業を、実際に保護者の皆様にも体験をしていただきました。
この授業は、もともと国語の教科書に登場した「ユニバーサルデザイン」から始まりました。点字など、視覚障害を持った方についての学習です。
今、本校では、教科の枠を越えて学んでいくことも大切にしています。
子どもたちは、図工の時間には、アイマスクで視覚を閉ざし、粘土を触る授業を受けました。実際に、視覚障害を持った方をゲストスピーカーとしてお招きして、自分たちのつくった作品に触れていただく経験もしました。
今回は、「大人の図工室」。
保護者の皆様にも粘土で、作品をつくっていただきました。
テーマは、「生き物」です。
私も一緒に参加をさせていただきました。
保護者の皆様の本気の作品に圧倒されました。
どうやったら、触るだけで、どんな生き物をつくったのかをあてていただけるのか。相手のことを考えながら作品づくり。
講師としてお招きした梶浦真 先生(教育報道出版社)からは、「作品を残すものとしてつくるのではなく、作品をつくる過程にも意味がある」とご教授いただきました。
宝仙学園小学校では、これからも保護者と教職員がともに学べる場をつくります。今年度は、2回実施させていただきました。
ぜひ、次回のHosen Edu.Sessionsへのご参加をお待ちしております。
宝仙学園小学校 研究主任
加藤 朋生