毎年、5年生ではしぼり染めを行っています。
染めた布は「しぼり染めフィッシュ」という、写真のような魚の形をした小さな作品にし、私立児童作品展「ほら、できたよ」に出展します。
この布の状態のままでも十分綺麗なので、魚の形にしてしまう前に子どもたちには自分の染めた布の写真を撮ってもらいます。
いつもはそこで終わりなのですが、その布に「詩」をつけて新たな作品にしてみてはどうだろうか?と思い、ロイロノートの「カード in カード」の機能を使って作ってもらいました。
今回初めて、5年生でチャレンジしてもらったのですが、抽象的な模様をどう捉えるか?という難しい投げかけを、それぞれが考え、言葉を紡ぎだして、詩の作品になりました。こんな詩ができるんだなぁ、と感心してしまいました。
小さな魚の形にするには家庭科で勉強した並縫いが活かされます。一つの図工作品が完成するまでの過程に国語の要素と家庭科の要素が含まれています。
図工科 百瀬