9月11日(金) 3年生タイピングの授業
本校では、ICTを当たり前の道具として活用するために、情報リテラシー&情報モラルの2つを両輪と考え、それぞれについて体系的に高めていく工夫をしています。その中でも、タイピングについては、将来必須のスキルであるととらえ、各学年で明確な目標をもって学習を進めていきます。
タイピング、いわゆるキーボード入力について は 、文部科学省( 2015 )による情報活用能力調査によると 、小学校 5 年生のキータイピング 入力の平均速度 は 1 分間に 5.9 文字( 10 秒に 1文字)であったことが報告されてい ます 。 これでは、 ICT によって効率的に進めるはずの授業が、逆に遅くなってしまうことや、タイピングの習熟の差が学力差につながってしまうことも懸念されます。 本校では、次のような目標を立てて学習を進めていきます 。
〇 1・2年生 かな入力 10文字/分
〇 3年生 ローマ字入力 5文字/分
〇 4年生 ローマ字入力 10文字/分
〇 5・6年生 ローマ字入力 20文字/分
タイピングは、練習で必ず身につく スキル であり、一度身につけたら一生おとろえない スキルです。 毎日パソコンコンクールというタイピングスキルを競うコンクールを実施している団体のサイトによると、タイピングスキルの成長率が一番高かったのは3年生であるという報告もあり、本校では3年生から本格的に指導を行っています。子どもたちも、それを理解し、iPadにキーボードを付けている子も多くいます。
*英語学習とのつながりを持たせるためにローマ字入力を推奨していますが、かな入力も認めています。
ICT教育研究部