5月も後半に入りました。毎週素敵なお話を聞くことができて、本当にワクワクする時間となっていますね。
今週もとても興味深いお話がたくさんありました。今日は月曜日と火曜日にお話ししてくださったお二人をご紹介します。
【5月18日 月曜日】 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長 大曲 貴夫 氏
大曲先生といえば、みなさんもテレビで見たことがある人もいるかもしれませんね。
今回はご縁があり、このHosen TVにご出演いただくことになりました。こんなチャンスなかなかありませんよ。
「今、子どもたちに伝えたいこと」というテーマでお話をしてくださいました。
お話は1、コロナとはどういうものか? 2、学校に行けないのなぜ? 3、コロナにかからないようにするためにはどうしたらいいのか この3つについてでした。
とても分かりやすく具体的なお話でした。
コロナにかからないようにするための方法は、風邪の予防と同じです。
★8時間くらい、たくさん睡眠をとること。しっかり寝ることで体が強くなる。というとで、大曲先生も8時間睡眠をとっているそうです。
★外出時はマスクをちゃんとつけること。
★水と石鹸で手を洗うこと。
★狭い空間にはなるべくいかない
ということでした。
自分が感染しないように、そして自分が人にうつさないためにもこの4つをしっかり守ろう!子どもも大人も関係なく、みんなでこれらをしっかりと意識して実践していきましょう。というお話でした。
あっという言う間に15分が過ぎてしまい子どもたちも質問したいことがたくさんありそうでしたね。
【5月19日 火曜日】 西南学院大学人間科学部心理学科 續木 智彦 氏
「からだから 仲間や学校の大切さを考える」
續木先生は大学で体育学・スポーツ心理学・子どものからだづくりに関する研究をし、小学校の先生になりたくて勉強している大学生にこれらの授業をされています。
また、「からだを使い込むことで、生活・そして生きていくことを豊かにする授業」をすべての子どもたちに届けたいという思いから、大学生と一緒にご縁のあったカンボジアやラオスへ出向き現地の子どもたちにも「音楽・図画工作・体育」の授業をしているそうです。
この日のお話では「人と向かい合うこと、触れ合うこと」について、ある研究結果をもとにお話してくださいました。人は向かい合って顔を見ることで人の動き・表情・気持ちを読み取っている。そのとき脳の前頭前野という場所が活発に動いている。テレビ画面等を見ていても前頭前野の動きは活発にならないそうです。人とお友だちと一緒に過ごすことには意味がありますね。今はお友だちと会えないのでお家の人と顔を見ながら相手のことを思いながら過ごす時間を作ってほしいです。
こんな問いかけもありました。「みなさんは、『からだ』が生きていますか?生きている証拠は見つけられますか?」
生きている証拠を探すなんて考えたことありましたか?特に今はなかなか人と関わることができない、してはいけない時間が続いています。そんなときは續木先生がお伝えしたようなやり取りが大切なんだそうです。皆さんもぜひ、家族でやってみてください。(スライドショーの中に紹介があります。)
さらに、お話の最後には素敵なメッセージをいただき、子どもたちからもそのメッセージを聞いて勇気をもらったという感想がありました。
Hosen TV終了後に「續木先生のさいごのメッセージ、胸がいっぱいになりました」とコメントをくれた職員もいました。素敵な時間をありがとうございました。
大曲先生 續木先生
この度は、Hosen TVのためにお時間を割いていただき、心から感謝申し上げます。
まさか、出演してくださるとは思いもしませんでした。
子どもたちも不安を抱えて過ごしている中で、予防法や心を落ち着かせる方法などのお話があったことはとても貴重でした。
本当にありがとうございました。
先生方の今後のご活躍を宝仙小みんなで応援しております。
この場を借りて御礼申し上げます。