本校の今後のICT導入方針をお伝えします。
現在の社会情勢、また政府のGIGAスクールネットワーク構想の前倒しを受け、本校も7月より、全校児童一人1台端末の活用をスタートします。3年生以上は、すでに一人1台の環境が整備されていました。
1・2年生については、新時代を見据え、Choose Your Own Device、通称「CYOD」というスタイルでの導入に切り替えて実施をしていきます。CYODとは、学校が提示した選択肢の中から、家庭がデバイスを用意して活用するスタイルです。本校の場合は「最新のiOSが使える ストレージ32GB以上のiPad 」という条件の中から各家庭に選択をしていただくことにしました。iPadの機種も、Wi-Fi/cellularモデルも問いません。端末の用意だけでなく、アプリのインストールや日常の管理もご家庭に協力いただきます。
CYODでの導入は、決してネガティブなものではなく、実はずっと本校が思い描いてきたスタイルです。
ICTはツールであってゴールではありません。ゴールは、子どもの幸せとより良い成長です。そのために、未来社会へ挑む力、つまり自ら学び、共に高め合える人の育成を目指しています。
しかし、その一方で、ツールはツールでも学びを広げ深めるには必須のツールという捉え方もしています。ICTがあるからこそ、できる学びがたくさんあります。本校は、その経験を積み重ねてきました。
本校が目指すのは、幼少期から情報リテラシー&モラルを高め、ICTを学びの道具として当たり前に使いこなせる人の育成です。そのためには、ご家庭の協力は必須だと考えています。そうした考えのもと、CYODという導入スタイルを決断しました。保護者の皆様とともに、新しいスタイルを創り上げていきたいと思い描いています。
ICT教育研究部