10月、清秋の候となりましたがまだまだ暑い日が続いています。それでも朝晩は、少し過ごしやすい日々となってきました。
9月後半の体育の授業では、それぞれ学年ごとやクラスごとで、校庭での「水遊び」をして、子どもたちも歓声が響き本当に楽しそうでした。
学校では今年度の前期が終了し、2日には家庭へ「学校生活のお知らせ」(通知表)をお渡し学校での学習や生活の様子をお知らせいたします。通知表をもとに、学校のことについても家庭でも話し合っていただきたいと思います。
さて、9月19日(金)の報告です。
「宝仙ミライ学びフェスタ」を開催しました。昨年度は夏休みに開催しましたが、未来や職業のことを知り考えるためにとても大切な機会であると考え、今年度からは全員が参加する行事としました。
昨年度は12ブースでしたが、今回は、「弁護士」「製薬会社」「一般皮膚科・美容皮膚科医」「生活習慣病のクリニック」「病院の建物をつくる仕事」「銀行員」「ファンタージ―作家」「危機管理(防災士)」「起業家」「学童の先生」「グラフィックデザイン」「ファッションに関わる仕事」「宝仙学園の給食を作る栄養士・調理師」「救急医」「エンタメ業界」の15ブースを開設しました。そして宝仙小の未来フェスタの最大の特色は、【身近な人から学ぶ】ということで、宝仙小の保護者・卒業生・関係者の方々が、講師となっているところです。
当日は、子どもたちが4つのブースを自分で選択して、講師の先生方の話を聞きました。どのブースにも関心を持って、参加することができていました。参観された保護者や児童からの感想です。
| 『どのブースも保護者や卒業生の方々が入念に準備をして発表されており、素晴らしかったです。学園関係者の学園に対する熱量を感じました。普段触れることの少ない様々な職業の方々が、生き生きとご自身のお仕事について教えてくださるのは、この年頃の子どもたちとって未来の選択肢を広げる素晴らしい機会だと改めて感じました。保護者としても興味深いお話が多くて楽しませていただきました。』(保護者) |
| 『私が将来なりたい仕事とは違う仕事もたくさんあったけれど、「なりたい」仕事だけではなく、「あまり興味を持たなかった」仕事のことを知ることができて、さらに興味を持つことができました。たくさんの仕事のやる意味や、どのようことをするのかということを知る良い機会だったと思います。』(児童) |
| 『「えいようし・ちょうりし」について、僕たちのおいしい給食は、8人の人が一生懸命作っていました。<驚いたことは>・朝6時に来て髪の毛が入らないように整えていました。・2人できゅうり600本を切っていました。・エレベータでお皿を運んでいました。・牛乳は一日600個届いています。みんなが残さないように、たくさん工夫していたので、これからも残さず、美味しく食べようと思いました。』(児童) |
この「未来学びフェスタ」が、子どもたちの来来への出会いと希望につながる機会となればよいと考えています。講師の皆様にもご多用のところ、ご協力ありがとうございました。
現在小学校でも宝仙祭に向けて準備を重ねているところです。
今年の学園の合同テーマは「主人公になろう!」です。そして小学校のテーマは『すきがいっぱい ~447人のものがたり~ 』です。子どもたち一人ひとりが主人公になる宝仙祭を目指しています。自分たちの「思いを伝える」ために、心を合わせて発表の練習をし、作品の制作に取り組んでいます。また、宝仙祭の準備で、父母会の幹事の方々や他の保護者の皆様にもお手伝いとして、たくさん学校に来ていただいているところです。ありがとうございます。
10月もよろしくお願いいたします。
宝仙学園小学校 校長 西島勇