萌芽の候、草木の芽生えを迎え、春を感じる季節になってきました。朝晩は寒いですが、あたたかい日も続いています。
3月、学校は一年間のまとめそして次年度に向けての準備をしていく時期となりました。
先週の27日(金)には、「6年生を送る会」と「6年生の卒業研究発表会」が行われました。今年度も全員が講堂に集まり実施することができました。
送る会では、1年生が作った「メッセージ入りのメダル」を首に掛けた6年生の入場から始まりました。6年生はすでに笑顔にあふれ、今年の送る会でも1~5年生それぞれの学年の特色を出して、心のこもった発表で6年生に感謝の気持ちを表しました。会の最後には、6年生から、在校生全学年に送るメッセージもあり、さらに「春風の中で」「宝仙讃歌」の2曲が、美しく力強い歌声で届けられました。
午後は、6年生の「卒業研究発表会」を行いました。本校では、1年生から探究学習の活動をスタートさせ、6年生の卒業研究発表はこの活動の集大成として位置付けています。卒業研究は、1人1人がテーマを決める、仮説を立てる、自分自身で調べて資料を集めることから始め、仲間との話し合いより研究を深めていきます。
今年度も保護者の方々にコーディネーターとして「応援ミーティング」に関わっていただき、学びを深めることができました。さらにこの卒業研究では、わかりやすくまとめ発表する「プレゼンテーションの力」を育むことも大切な目標です。様々な準備を行ってきたことで、より一段とレベルアップした発表ができたと思います。6年生の保護者の皆様を中心に、たくさんの方々にも参観していただきました。
2月12日(木)、今年度最後の授業参観を実施しこちらも多くの保護者の方々に子どもたちの頑張る姿を参観していただきました。
アンケートの中で、「先生方いつもありがとうございます。1学期の時に比べて、皆一回りも大きく成長を感じました。インスタなどの発信も日々の学校生活を感じ取れてとてもうれしいです。」「ありがとうございます。定期的に授業参観があることで、日頃の学校の様子が確認できて安心致します。引き続きよろしくお願い致します。」など意見もいただきました。全体的には、どの授業も良かったという評価をいただきました。今後も、さらに、授業内容を高めていきたいと思います。
今年度も、本校では「自ら学び チャレンジと共創から未来をつむぐ」を教育方針として、特に二つことに力を入れて取り組んできました。
一つは、本校の最大の特色である「仏教精神に基づいた教育活動」の基本として、「十善戒(十の戒(いましめ))」と「生活目標」があります。今年度は、新しい「十善戒(十の戒(いましめ))」と「生活目標」を作成しました。「十善戒(十の戒(いましめ))」は、毎朝全員で一緒に唱えていますが、大人になっても守っていきたい大切な教えです。「生活目標」は、児童みんなが安心して楽しく過ごしていくために、特に意識して大切にしたい事柄を月ごとに決め、仏教の教えと合わせてわかりやすい言葉にしました。毎月、児童委員がわかりやすく紹介してくれています。3月の生活目標は、「『報恩感謝』ありがとうの気持ちをもって過ごそう」です。この目標は、「3月は1年間のまとめの月です、今まで一緒に過ごしたすべての方々に感謝する心が大切です。」という教えです。また、仏教の精神や教えについての学びでは、今年度も副住職の冨田道興先生から毎月1回、仏教の教えや考えについての講話をいただき、それを基に各先生方も仏教の教えを活かした道徳の授業に取り組んでいます。
もう一つは、小中高の連携した教育活動に取り組んできました。宝仙学園は2028年の100周年に向けて新校舎『宝仙百年館・The Terrace』を建設し、幼小中高大が連携した「新たな学び」を創造することを目指しています。それに伴い中高とカリキュラムも連携を図るために次年度は小学校の授業時間を45分に変更します。また今年度は体験授業として、4・5・6年生が理数インターが独自に展開している探究的授業「教科 理数インター」という授業を体験しました。
3月13日(金)には、第六十八回卒業証書授与式を行います。6年生にとっては宝仙小での最後の授業。最後の学びの場となります。18日(水)は令和7年度の修了式です。まとめの時期を大切に過ごしていきたいと考えています。
保護者の皆様には、本年度も学校の活動のご支援とご協力をいただき、ありがとうございました。感謝申し上げます。
宝仙学園小学校 校長 西島勇